with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

久々の江川でカワセミに再会!

2010年05月17日 | 05. 野鳥観察通信

今回は目の前に現れた・・・

 

今日は休み、午前中に来月に予定している会津旅行のプランを固めていたのだが、

あまりの天気の良さに我慢できず、2時頃最近チドリ類を見かけたたんぼから江川方面へカメラを持って歩きだした。

 

こちらのたんぼでは苗がきれいに並べられ、田植えの準備がされている。

 

 

その近くにはすでに田植えが済んだたんぼも、

よく見ると水田の中に動く影がいくつか…、

こうした生き物を求めて鳥たちもたくさんやって来るのだろう。

 

 

ひとまわりたんぼを眺めていつもの「この木なんの木」まで来ると、

驚きの量でたっぷり葉を繁らせ気持ち良さげな木陰を作っていた。

ほんとにこの木陰は真夏でも涼しくてとても気持ちが良いのです。

冬に比べてベンチがとても小さく見える。

 

 

いつもの中洲まで来ると、カルガモが気持ち良さそうに日向ぼっこの最中だった。

 

 

そのすぐそばでは大きな鯉が何匹もじっとしている。

 

 

しばらく土手に座ってマッタリしていたのだが、鳥の数は少ない。

時々ツバメが餌を探して飛び交うか、スズメたちがピーチク騒ぐくらい(笑)。

閑なので近くで飛んでるチョウをカメラで追っていたりしてたらこんな写真が撮れた。

飛んでいて逆さまになることがあるんだなあ~。

 

 

ツバメも私のすぐそばをかすめるようにビュンビュン飛んでくる。

尾羽を広げ減速したかと思うと川の水を飲んだり、

こんな感じで悠然と水平飛行を楽しんでいるみたい・・・、気持ち良さそう。

 

 

そろそろ引き上げるかと思っていたその時、カワセミ出現!

まさに目の前、驚いたのなんの。

甲高い鳴き声が聞こえてはいたが、まさかカワセミとは。

 

 

私の存在に気付いたのか、向きを変えた。

が、目は川面を追っている様子だ、まだ若い鳥かお腹のオレンジ色は薄かった。

 

 

突然目の色が変わった、と次の瞬間川へ飛び込んでいった。

しばらくそばで鳴き声が聞こえていたが、姿は見えず。

 

 

そのうち、鳴き声とともに上流へ消えて行ってしまった、残念。

しかし今回はとても近かったのだ、これだから江川はやめられません(笑)。

 

 

中洲のカルガモが何かを見て警戒するような動きだったのでそちらに目を向けると、

バンがいた、今までオオバンと一緒にいたあの1羽のバンだろうか…。

体の黒さが増し、ずいぶんと鼻の部分が赤くなっている。

これがこの季節からのバンの色(夏羽)なのだろうか、それとも成鳥になったのか。

何となくたくましく見えるから不思議だ。

 

久しぶりにゆっくりした江川だったが、ここはどの季節もはずせない場所になりそうだ。


ウグイス見放題!春の北本

2010年04月15日 | 05. 野鳥観察通信

またもや雨、もう限界・・・、今日は北本へ行こう。

 

いい加減うんざりだ、この時期に休日3回連続で寒い雨。

昨日の天気予報で、奥多摩方面朝6時から9時くらいが雨であとは雲マークだった。

「もう行ってしまえ」とも思ったが、15㎞ハイキングの足元が悪いのでは楽しさ半減。

まして気温が6度までしか上がらないときた、もう諦めモード。

 

しかたなく朝7時ころから(自分で)サンドイッチを作って北本自然観察公園へ向かう。

一応レインブーツに履き替えて、入口に向かうとセンター前のサクラがピークは過ぎているが、

まだまだ素晴らしい景色を披露してくれている、

 

 

さすがにこれだけ寒いと人影がほとんどない・・・(笑)、

静かな園内を宝物を探すようにゆっくりと歩き出す。

3月までの茶色の景色とは打って変わって緑が濃い。

そちこちにきれいに色づいた草花も目を楽しませてくれる。

 

これは「ムラサキケマン」という花・・・だと思う。

 

エドヒガンザクラのある木道からは湿地の中央にぽつんとスイセン(ロマンス)が見える、

緑の中にとても素敵なアクセントだ。

 

 

そしてみごとな枝ぶりのエドヒガンザクラまで来ると見事に葉桜。

双眼鏡で見渡したが、低い位置にようやく最後の一輪と思われる花を発見、感動もの。

 

 

これで私はこのエドヒガンザクラの最初の一輪(3/18)と最後の一輪を確認した人となった。

妙な感動を胸に、園内散策を続ける。

こちらはナズナの花のようだが、はっきりとはしなかった。

ほんと草花には弱い自分だが、鳥と一緒に少しずつ覚えてみようと思う。

 

 

こちらはヤマブキだろう、とてもきれいな黄色が雨に濡れた緑の中よく映えていた。

 

 

すぐそばにしっとりと濡れた紫色のきれいな花も発見、

帰ってから調べてみたが「オオアラセイトウ」という花のようだが・・・。

 

 

前回咲き始めていた菜の花もきれいに揃ってきている。

あたり一面を黄色に染めてとてもきれいだ。

 

 

この白い花はいろいろ調べてもわからなかった・・・残念。

 

 

草花を楽しみながら散策していたものの、今回見られた鳥の数はとても少なかった、

だが驚いたのはなんといっても「ウグイス」がこれでもかというくらい見られたこと。

まずはエドヒガンを見た帰り道藪の中を2羽のウグイスが追いかけっこ、

そしてセンター横でこのウグイスとご対面。

 

 

少し遠かったが、双眼鏡ではっきり確認できた。

正面からの姿はとてもかわいい、細い長めの足がなんとも云えない・・・。

 

 

そしておもむろに胸を膨らませ、ホーホケキョと始まったところ。

 

 

一番のハイライトがここ15番標識がある道を少し入った(登った)場所。

いきなり頭の上で大きな声のさえずりが聞こえビックリ。

ふと見上げると頭の上にいる、ウグイスがフンをしたらひっかかるくらいの位置だ(笑)。

 

 

そんなウグイスを間近で見ていたら、少し先の地面で餌を探していたアオジが寄ってきた。

まさに私の足元まで!

この写真は直立不動の体勢で(笑)、真下を撮ったもの。

アオジもウグイスの鳴き声のする真上を一生懸命探している様子。

 

 

私をまったくの無視である、このアオジの横50センチに私の足があるのだ。

 

 

このアオジと一緒に間近で聞いたウグイスのさえずりがこちら・・・、

 

 

音を撮りながら目視で探したら姿が見えたので、カメラに切り替え慌てて撮ったのがこちら。

手前の木にピントが合ってしまったが、羽根の触感や色合いがしっかり見られる、感動!

ほんとに近かったのだ・・・。

 

 

合計で3ヶ所・4羽のウグイスをこの目で確認できたのには大興奮だった。

あの足元まで寄ってきたアオジにもずいぶんと驚かされたが・・・。

 

時間も12時半を過ぎたころ、雨が降ってきたのでセンターへ戻り帰宅前の休憩をとる。

訪問客もほとんどない状況だったので、先日(3/29)桐生自然観察の森駐車場でみた

茶色の不思議な鳥の写真をインフォメーションで見てもらった。

 

 

さすがに詳しい係の人は撮った場所と大きさなどから「ガビチョウ」の変種かと一発回答。

そして図鑑をひろげ確認作業だ・・・、その結果「カオジロガビチョウ」とのこと。

喉のつかえが取れたようで、スッキリした。

分布が群馬県のみ、飼っていたものを放したのが繁殖したらしい。

在来種に敵対するということで、駆除の仕方(置き網)なども指定されていた。

 

今日は収穫も多く楽しい(探鳥)散策となった。

雨の日は鳥たちが近いというのは本当のようだ、

帰り際、1羽のシジュウカラがどこからとも鳴く私の目の前の枝に飛んできて、

こちらに向かってポーズ!&さえずり(この写真アオジと同じくノー・トリミング)。

 

 

アオジ、ウグイス、シジュウカラとうれしい「近さ」の一日だった。


春らしい江川に・・・。

2010年04月09日 | 05. 野鳥観察通信

本日、珍しいものに遭遇。

 

今日は月例会議、明るいうちに帰れたので5時くらいから1時間ほどだが江川を歩く。

土手を歩き出すとすぐにツバメたちがツーピー鳴きながら餌を求めて飛んでいる。

若干陽が傾きかげんでシャッタースピードが稼げないのでツバメは無理か・・・、

しかしツバメ撮りの練習は無駄ではなかったようだ。

3枚に1枚しっかり撮れるようになっていた(笑)。

 

菜の花の上を飛んで行くツバメ、川の上ではやはりコースを読むのが難しい。

 

 

しかし反対側を行くツバメは見ての通り、

尾羽を広げ減速しながら直進し、虫などを捕っているように見える、

この草原の上にはものすごい数の小さな虫が「灰神楽」のようにたむろしているのだ。

この画はほとんどノートリミング、すぐ脇を直進しているので楽に捕らえられる。

 

 

そして江川での久々の大物が目の前を川沿いに飛んできた。

カモか何かのつもりでシャッターを切ったのだが、ファインダー越しにこれは違うぞと。

「チョウゲンボウ」のようだ。

 

 

家に帰ってから調べたのだが、野鳥図鑑ではハヤブサ類までしか調べきれず、

たまたま“週刊野鳥の世界”最新号(7号)にハヤブサ類の見分け方が載っていた。

チャートに沿って区分けしていくとどうやらチョウゲンポウの雌のようだ。

このチャートはたいへん便利だ。

 

連写の1枚が非常に良く撮れていたのでラッキーだった。

胸から腹にかけての縦班がとてもきれいだ、飛び方もワシタカ類はさすがに優雅。

ただ目だけはじっと遠くを見つめとても鋭い、ほんとかっこいい。

 

 

一方夕方のカモたちはとても静か。

そして目立ったのが、カップルの多さ(笑)。

こうして少し間を置きながらつがいらしきカップルが5~6組休んでいた。

営巣が始まるのだろうか。

 

 

大物も見られたし、まだまだ風も冷たいので1時間ほどで切り上げ、

土手を上っていたら足元に“つくし”を発見。

先っぽの黒いのもたくさんあり、まさに土筆(つくし)とはうまく云ったものだ。

 

 

家の間近まで来ると今度はコサギが餌を求めて川を物色中だ。

 

 

2~3月に柳瀬川で見たコサギとは少し羽根の状態が違うようだ。

夏羽に変わっているのだろう、真新しい羽根のようにとてもきれいなのが写真でもわかる。

見事な冠羽もきれいに風になびいている。

肩から尾羽にかけての柔らかそうな羽根は、それは美しくしばし見とれてしまうほど。

 

 

日を追う毎に江川で見られる鳥たちにも季節を感じさせられ「自然」を感じる喜びを教えられる。

川を彩るのが写真のサクラの花びらだけで、ゴミであってはならないとつくづく思う一日だった。


江川にもようやく春が来た・・・。

2010年03月30日 | 05. 野鳥観察通信

朝から冷たい風が吹きとても寒い一日だった。

 

昨日からの徹夜明けで朝7時前に帰宅、今日は一日フリー。

寝てもいいのだが、とても良い天気。

もったいないので9時ころから江川をひとまわり・・・。

 

先日少しずつ咲き出した菜の花が土手を黄色で染め始めていた。

とても気持ちがよい。

 

 

土手を歩いていると7~8羽のツバメがビュンビュン飛んでいる。

25日に秋ヶ瀬公園でも見たのだが、江川では初お目見えだ。

力強く羽ばたきながら、強い風に負けずハイスピードで飛ぶツバメ。

 

 

けしてストレートには飛ばず、不規則なコースを飛んでいるのは餌を求めてなのだろうか・・・。

きれいに羽を広げグライダーのように旋回し、

 

 

あっという間に視界から消えていく・・・。

 

 

目の前をロケットのように直進していくことも、

 

 

このツバメをカメラで捕らえるのは容易ではなかった、100枚以上撮っている(笑)。

しかしこれは流し撮りのいい練習、慣れてくると連写モードでなくても3枚くらい撮れる。

レンズも200mmというのが良いのかもしれない、これ以上だと手持ちでついて行けないかも。

 

 

しばらくツバメ撮りで楽しんだ後、いつもの中洲へ行くと、今日はカモがずいぶんといる。

見ているとオオバンが苛立っているのか珍しく騒いでいる。

ヒドリガモや小ガモが飛んで逃げているのだが、

オオバンはどう見ても走っているとしか思えない(大笑)。

 

 

こうしたいつもの光景はいつまで見られるのだろうか・・・。

いつもの葦にはシジュウカラも、

そしてそのあとにいつものモズが・・・、雌はどうしたのだろうか。

 

 

小さな放水路からいつものようにイソシギが飛び出して、いつもの場所で羽根繕い。

あそこに降り立つとしばらくは動かないのだ。

 

 

オオバンの側で見かけるカメも今日は天気が良いせいかじっと甲羅干しだ。

 

 

イカルチドリのエガちゃんがここしばらく見られなくなったのは寂しい限りだが、

こうしていつもの連中が癒してくれる私のオアシスのような場所なのだ・・・。

 

ツバメの登場と同様に、春らしくヒバリも顔を出した。

 

 

帰り道縄張りを主張してか、空高くホバリングしながらピーチクパーチク鳴いていた。

ここ江川でも少しずつ留鳥は別として冬鳥から夏鳥へ変わっていくのだろう。

公園の桜も色づいており来週あたりからの楽しみといったところか・・・。


雨の秋ヶ瀬公園

2010年03月25日 | 05. 野鳥観察通信

ピクニックの森から子供の森を探鳥散策&ウォーキング。

 

「秋ヶ瀬の鳥たち」というホームページを見ていたら雨の秋ヶ瀬は鳥たちが近い、

という管理人さんの話題を見てぜひと思い立ち、冷たい雨のなか朝7時台に出発。

 

本日は一眼は持ち出さず、双眼鏡とコンパクトデジカメのみ、今日はじっくり観察だ。

北側駐車場に車を置き、昨日仕入れたレインブーツに履き替えていざ出陣。

 

とにかく寒い、「寒の戻り」とはよく言ったものだ。

傘を差しながらの双眼鏡もちょっと辛いものが・・・、でも雨ゆえの所産もいっぱい。

人が全然いない、濡れた緑がとてもきれい、あとは鳥たちがどういう対応か・・・?

 

 

葦の原もシットリとして見ていて気持ちがよい。

 

 

この辺から中央を抜けてカワセミの池に向かったのだが、途中林の中でウグイスだ!

まだちょっと弱々しい感じで、自信無さそうな鳴き方だ。

先日の北本自然観察公園のウグイスとはずいぶん違うぞ・・・、

(傘に落ちる雨の音が大きく、かつウグイスの姿は見えず声のみですが)

 

 

ここまでで、ウグイス(声のみ)、ヒヨドリ、ツグミ、キジバト、シジュウカラなどなど、

どうもアカハラ(のよう)はずいぶんと近くまで降りてきて餌を探し地面を突いていた。

カワセミの池を回り込んで歩いて行くと、大好きなコゲラがチッチと鳴きながらお出迎え。

この辺はシジュウカラがたくさん出て地面の餌を探していたところだが、

今日は雨で道が池のようになってしまっている。

長靴大正解だ、子供のようにバシャバシャ入っていける(笑)。

 

 

池の畔にはこんなきれいな花も・・・名も知ってると楽しいだろうなあ。

 

 

木々も芽吹き、枝先から垂れ落ちる雫・・・。

 

 

一周り目はあちこち二周り分の寄り道をしながらウグイスの声をじっくり楽しみ、のんびりと。

それでもあまり鳥は見かけなかった。

それではと、子供の森へ向かってみることに。

途中の広場なども下の緑がきれいなこと、整備された木々が整然と並ぶ。

人工的ながらも美しい光景。

トイレに寄った時、荒川側の木々にかわいい声とともに「エナガ」を数羽確認できた。

あのとぼけた「癒し顔」は好きだなあ~。

 

 

こちらもあと2週間ほどで素晴らしい光景になるだろう、桜並木。

すでに蕾でピンクです。

 

 

子供の森はやはりあまり鳥たちとは出会えず、残念。

広場の周りに植えられているこちらの桜も見事、少し咲き出しています。

 

 

となりの「野鳥園」、立て札があり「保護地区」で入ることはできないようだ。

適度な起伏があり、行ってみたい欲望に駆られる・・・(笑)。

 

 

「ピクニックの森」と「子供の森」の間にある広場にはムクドリとツグミがうようよといた。

その中に混じって「カワラヒワ」の群も見られた。

帰り道ではきれいな「モズ」の雄も発見、枝にのんびりとしてじっくり観察できた。

モズが飛び立つと入れ替わりでオナガの群が目の前の木にやってきた、ビックリ。

ピクニックの森へ着くころ、今度は「アカゲラ」のお出まし、赤いお尻を見せながら木をつついている。

どうも今日のハイライトはこの帰り道にあったようだ。

上の鳥たちのほかになんとまさかの「ベニマシコ」である。

南側からピクニックの森炊飯場を通り、散策路へ入ったとたんである、

まさに目の前の木の枝に赤いものが、赤信号で止まった気分である(笑)。

下の写真の道標(案内板)の真上あたりの赤い点がベニマシコ(雄)である。

 

 

コンデジの画像でこれ以上拡大するとわからなくなるのですが・・・、

赤いお腹見えますか、左斜め上にはメスもいるのです。

雨の中つがいで仲良くおしゃべりなのでしょう。

しばし双眼鏡で愉しませてもらいました、目と鼻の先なのに今日は一眼持ってない、

こんなもんなんでしょうね。

 

 

大きく周回して、最初の池まで来るとまたまたビックリ。

カルガモに混じってカイツブリらしき水鳥がいたのですが、その池の水面すれすれに・・・、

10羽ほどの「ツバメ」がビュンビュン飛んでいるのです。

(下の写真左側の青い影のようなのが飛んできたツバメ)

 

 

この池の奥に「ウグイス」もいるので最後に鳴き声をもう一度ゆっくり聞かせて貰って帰ることに。

まさに冬鳥と夏鳥の入れ替わりを見る思いだった。

 

「秋ヶ瀬の鳥」管理人さんの言うとおり、雨のおかげでずいぶん楽しめました。

それと雨の日はレインシューズ必須ですね、足下気にしなくていいのはずいぶん楽だった。

 

 

また休日が雨になったら必ず行ってみよう・・・。