本日の新顔さんほか・・・。
深夜から午前中にかけてまた雪、今月9回目の雪だそうだ。
昼過ぎから天気も良くなりほとんど残っていない。
休日の午後、もったいないので江川の中州へハンディの椅子を持って出掛けることに。
初っぱなハクセキレイだと思うが、どうも顔が少し違うようだ、
まだ若い鳥なのか、イワミセキレイのような顔をしている。
ただイワミセキレイは頭から背中にかけてウグイス色だというからハクセキレイの若者か。
中州に向かって行進してくるのはヒドリガモの一軍。
こうして雄雌4カップルが揃うとなんか「クローン戦隊」のようだ(笑)。
中州にはでかい鯉がヒドリガモと並んで泳いでいた、やはり40~50センチはありそう。
少し先にある取水口(もしくは増水時の逃がし口)か?
そばを通ったら、いきなり飛び出してきた・・・、
先日中州でお目にかかったイソシギか。
まだ休んでいたのを起こしてしまったかのような体勢だ。
体がふっくらして寒さをしのいでいたふう。
と、その目の前を新顔の大きなアオサギが近くのビル屋上まで飛んでいった。
羽を広げた大きさが目を引く、やはりでかい!
頭の後ろの冠羽は見えなかったが、堂々とした体型である。
このあとビルからビルへ飛び移り、とうとう川へは降りてこなかった・・・残念。
しばらく椅子に腰掛けアオサギを観察しているときに現れたもう一羽の新顔。
色から「ジョウビタキ」のメスかと期待したがちょっと違うようだ。
家に帰って写真を確認してみると、どうやら「モズ」のメスのようだ。
目のあたりの濃い色は黒ではないのだが、羽の色・大きさそして・・・、
この胸からお腹にかけてのうろこ状の斑点から「モズ」のメスかと思われる。
椅子に座って観察していると例の「バンの幼鳥」も姿を現した。
こうしてオオバンと一緒に仲良く泳いでいる、てっきり手前のオオバンの子供かと思った。
幸運にも今日は両方の陸に上がった姿が見られた。
こちらはオオバン、足の色にも注目。
くちばしはそれほど赤くないのだが、
バンの幼鳥の証、脇の白い羽と黄緑色の足がはっきり確認できる。
親はなぜいないのだろうか、なぜつがいらしきオオバンと一緒にいるのだろうか・・・謎だ。
(後の調べで、まだくちばしの赤が弱いがこのくらいの大きさはもう幼鳥ではないようだ。)
そしていつものように定位置にじっとしている「イカルチドリ」。
私としては夏鳥らしいが「コチドリの幼鳥」かもという可能性が消えない(笑)。
ほんとにこのままじっとして動かないので、
「いつもここにいる」と知っているひと以外では見つけられないと思う。
こちらが川の岸まで寄ってカメラを構えるといきなり動き出してくれた。
この姿、どことなく愛嬌があってとてもカワイイのだ。
江川からとって名前を「エガちゃん」とつけてみた(笑)。
この体に比較して長めの足、小走りする姿がまたキュート、
この“エガちゃん”ほんとにこれでもかというぐらい大股で歩くのだ。
のんびり観察すること2時間、なぜか鳥たちと過ごす時間はあっという間に過ぎてしまう。
とても癒される時間・空間だ、近くにトイレがあればもっと長時間いられそう(笑)。