靴慣らしに妻と二人で散策&お参りに。
昨日8月2日(月)先日新調したトレッキングシューズの慣らしも兼ねて“小歩き”に出かけた、
ミシュラン三つ星ってあまりピンとこないが「高尾山」へ。
家から46kmくらいなので、1時間ちょいと見込んでいたが大間違い。
狭山湖をかすめていくコースにしたのだが、そこから先の都市部縦断に手間取った。
通勤時間帯の7時台ということもあり、倍の2時間も掛かってしまった
とりあえず車は市営駐車場へ・・・。
立派な鳥居があったが「氷川神社」となっていた、この先に社があるのでしょうねえ。
5分程歩いて出発点へ到着。
私一人ならばこのケーブル駅舎左側の“自然研究路:6号路”へ向かうのだが、
今日はとろろそば目当てに妻がいっしょ、迷わず駅に向かう(笑)。
日本一の最大の急勾配をを登るケーブルカー、その傾斜31度18分!
ホームに停まっている時の床の角度がきついこと、笑っちゃいます
単線レールなので下りのケーブルカーと入れ替わるポイントがある、
「青葉号」と「もみじ号」だったかな。
電車につながるケーブルは当たり前だが、2台ともこの先の頂上駅側についている。
6分ほどで高尾山駅に到着。
ケーブル高尾山駅横の“香住(かすみ)”で名物「天狗焼き」をいただいてみる、
大きな黒豆餡が特徴であまさひかえめでボリュームあり(120円也)。
いまひとつの天気のなか歩き始める、
とてもいい空気だ。
風も若干ひんやりとしてとても爽やか。
やはり下界と一味も二味も違う世界だ・・・。
しばらく歩くと有名な「たこ杉」と出会う。
大きい!
そしてほんとにたこの口のような根っこが。
浄心門をくぐるとこれから先は「薬王院」の聖域だ。
段数(煩悩の数と同じ)108段の男坂をゆっくり登る・・・。
カシやカエデなどを眺めながら歩くと、こちらがごまどころ「権現茶屋」。
皆さん店頭の朝採りきゅうりにかぶりついていた、特製味噌をつけて美味しそう。
ベンチを借りて給水休憩をいただく。
歩き再開で大杉の林を見て廻ると、四天王が東西南北を守る「薬王院」山門へ到着。
4体ともとても立派な像だった。
手水舎でお清めを済ませ朱色のど派手な仁王門をくぐり、落ち着いた造りの薬王院・本堂へ。
100円でお線香をいただき、煙を全身くまなくかける、
先日“尿道結石”で救急車のお世話になったばかりなので特におなかへ(笑)。
そしてお守り授与所で護摩をたいたときに出る灰を詰めたこちらの「厄除守」を忘れずにいただく。
実は前回のトレッキング(荒神山)で袴をはいた女性が憑いてきたらしいのだ・・・、
霊感の強いうちの女性スタッフにこっそり教えられ、指導どおりに真水に塩をといた冷水を一日5回合計5日間、風呂に入るとき「悪霊退散」とかぶっていたんです~。
3日目あたりでス~と背中あたりが軽くなったのには自分でもびっくりしたのです。
大本堂で参拝を済ませ、奥に進むと非常に鮮やかな朱色の造りは「本社飯縄権現堂」。
これはほんとに品の良い造りで、カラフルな「青龍」や「白狐」、「白い象」などの彫り物には目を見張ります。
奥の院近くではきれいな花が・・・、
お母さんが子供に「スミレ」と云っていた、確かに高尾山には20種程のスミレが見られるらしいのだが・・・、しかしこれは「キキョウ」ではありませんか?
このきれいなキキョウがいっぱい咲いていた「奥の院」を抜けると頂上まで気持ちの良い山道が続く。
木道に出たら、いきなり姿勢の良い外国人男性がベンチで“メディテーション”の真っ最中、
邪魔しないように静かに通り過ぎます・・・。
この辺一帯は都会では珍しいブナやイヌブナなどが見られる。
葉の形そして幹、枝ぶりまでががなんとも優しい「ブナの木」。
空腹からか若干機嫌の悪い妻に「下からここまで歩いてこようなんて良く言うよね~」などと文句を言われながらも何とか頂上の「高尾山大展望園地」までたどり着く(笑)。
しかし天候もいまひとつで雲が多く、近場の山くらいしか見られず。
この季節では富士山などはもってのほかなのだろうか・・・残念。
しばらく広場のベンチで給水&休憩を取って下りる準備だ。
コースがいっぱいあるのだが、妻が・・・
せめて気分を変えて帰りは4号路を歩こうかと思っていたのだが、
この日はあいにく倒木などのため通行禁止になっていたのだ・・・トホホ。
しかたなく来た道を歩いて下りてきた、途中昼時だったのでこちらの「十一丁目茶屋」さんで妻お待ちかねの“とろろそば”をいただくことにする。
こちらは店内からの眺めが売り物。
一番景色のよく見えるテラス席に陣取り、「とろろそば(温&冷)」と家の3女おすすめの「ところてん」を注文。
あまりの空腹と美味しさに写真を撮り忘れる・・・スンマソン
ずいぶんと太目のそばで、美味しいとろろと卵の黄身でズズッといただけました。
ふもとから吹き上げてくる涼しい風とこのいい景色が美味しさを倍増させます。
ところてんの爽やかな味も特筆もの・・・。
茶屋横の展望所からは新宿~横浜方面の素晴らしい眺めが・・・。
だんだん天気も回復してきてじっとしていても少し汗ばむくらいになってきた。
トレッキングシューズの慣らしという意味では、靴はとても快適だった。
そして妻と小学校以来の高尾山だが、まさに都会のオアシスを味わってきた。
帰りのケーブルカーはなんといってもスタート直後のこの急坂が楽しい、
ディズニーランドの“カリブの海賊”以上のスリルかな(笑)。
午後1時過ぎ、駐車場へ戻るころには空がこの調子!
夏空に戻っている、膝の弱い妻を連れてだったのでこの炎天下でなくてラッキーだった。
さあ今度は一人で秩父か奥多摩方面へ暑さを吹き飛ばすトレッキングへ行くぞ~!
コメント
- toritezza [2010年8月4日 6:28]
- おはようございます。
高尾山へ行ってきたのですね。さすがに私は行ったことがないのでこういうところなんだと思いながら読ませていただきました。
ミシュラン三ツ星の観光地として有名ですが、日本人より外国の方から見れば新鮮に見えるのかな・・・。
ケーブルカーは北海道にはありませんのでぜひ乗りたいものです。
- ジェスロ・タック [2010年8月4日 23:15]
- >toritezzaさん、こんばんは♪
「ミシュラン三つ星」そう思って登ってもどこがかなあ~という感じです。
外国人の感性は私には理解できません・・・(笑)。
確かにこの場所にブナなどの貴重な樹木が生い茂っているのは素晴らしいと思うのですが。
北海道にケーブルカーが無いというのはちょっと驚きました、けっこう高い山もありそうですが・・・自然保護の観点からですかね、認識を新たにいたしました。
しかし山の空気はいいですねえ・・・。 - s-ryo [2010年8月6日 0:50]
- こんばんは♪
前回の荒神山で・・ w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ!!
不思議な事がイッパイだったですからね・・
怖いので話をかえて、
高尾山、良いところですね。
コースは沢山あるし、美味しそうなものもイッパイ♪
きゅうりを売ってるのは珍しい!! - ジェスロ・タック [2010年8月6日 1:19]
- >s-ryoさん、こんばんは♪♪
イヤー、荒神山にはホント参りました(T_T)。
スタッフの彼女曰く「岩の青白い光はただの浮遊霊」だそうで、ほんとに恐ろしいのが例の山頂の鳥居にあった祠にいたそうです。
見える人には見えるんですねえ~、オー怖ッ!
そんなこんなで今回は是非にの高尾山でした(笑)。
高尾山グルメという楽しみがあるらしく、ほんと美味しい食べものがいっぱいありました。
次回は単独トレッキングレポート頑張ります!
あなたのブログにコメント投稿されたものです。