最近α7IIの設定を少しいじってみた。
D700の見やすいファインダーに慣れているのでEVFというのはどうも馴染めなかったのであるが、老眼が進んできたせいもあり最近のミラーレスに共通して存在する機能「ピント拡大」がとても助かっていた。
・・・と思っていたのだが、どうもPCの前で現像をしていると気持ち悪いほど微妙にピントを外している写真が多く見受けられていたのである。これは実際精神衛生上とても悪い(笑)・・・ピント拡大機能でピッタリ合わせたつもりでシャッターを切っているのに実際はそうではないのであるから。
そこでα7IIのメニューを眺めていたらカスタムキーのカスマイズの中に設定を反映した像を見ることができる、いわば「撮影結果プレビュー機能」を割り当てることができる。それならばとファインダーを「設定結果を反映する」をOFFにして、このプレビュー機能をカスタムキー<C2>に割り当ててみることとした・・・ちなみに<C1>にはピント拡大が割り当てられている。加えてあまりあてにはならないのだが赤の「ピーキング機能」を中にしておいた・・・これまた煩わしいときに切りやすいように<C3>キーにはピーキングを割り当てている。
(これが最近出番の多い組み合わせ:α7II + Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S)
まだそこそこしか使っていないが、使い勝手がほぼD700と一緒となりシャッター切るリズムがとても良い(笑)。
露出及び被写界深度が気になっった時は<C2>にてプレビューする感じでピントの追い込みがとてもしやすくなった。やはり一番気になるマクロ撮影時の写し易さはこちらのほうが一枚上のように感じる。どうしても体が微妙に前後に揺れることが多いので薄いピントを合わせにくい状況なのでファインダーが素の状態の方がシャッター切るタイミングを測りやすい感じである。もちろんうるさいと感じたらピーキングもすぐ切れるし・・・。
実際は開放でのマクロ撮影などにはどうあっても苦労しますが、「大丈夫だろう」シャッターが少なくなった^^。
つい先日の芙蓉の花に寄ってくる「ホシホウジャク」もこの設定が随分と助けになった気がします。
この日も近くを通ったら2~3匹花の周りを飛んでるのを見かけ再び挑戦してみた・・・。
まあちょこまかとよく動き回る『蛾』である(笑)。
ピントリングを回す、露出・シャッタースピードを確認する・構図をある程度決めるという一連の作業を瞬時にしなくてはならないのでせわしないったらありゃしない。まあ一番決め手のピントに苦労するんですが・・・。
だいぶ歩留まりが良くなってきたのはファインダー設定変更の効果かもしれません...
上の一枚なんかはしっかりホシホウジャクの目を中心に頭がはっきり捉えられていますものねえ...飛んでいるホシホウジャクの目はとても追えません(笑)。
目といえば、このニラの花にとまるヤマトシジミなんかはバッチリ決まった一枚です、ただし惜しむらくは蝶の向きが逆であったなら・・・というところですね ^^;)。
明るいところや暗いところ、いろんなかっこで楽しませてくれるにゃんこたちの目にピントをあわせるのも随分と楽になりました...
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両ニャンコともうちのCobbyを睨んでます・・・右なんか毛を逆立てているのもわかりますよね(笑)。 |
こちらのニャンコなんかは渋いところに丸まっていましたねえ、写真にとってはいい雰囲気なことこの上ないですがこれまたすくそばにCobbyが見えるので真っ白な毛が逆立ってます・・・Cobbyがいるとこの緊張感はいつまでたってもほぐれないようです(笑)。
Cobbyはニャンコ大好きなんですが、ニャンコはCobbyのこと好きになってくれませんかねえ^^。何回も足を運んでもダメかなあ・・・。
α7IIのファインダーもこれでだいぶ使いやすくなったんですが、「マウントアダプター経由のマニュアルレンズだから」の設定でカスタムキー2つも使っちゃているが純正レンズが欲しくなってきたんでその時はまたキー設定を考えなければいけないですね・・・まあ当分これで頑張ってみましょう。
※ カメラ :Sony α7II
レンズ :Nikon Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S