衝撃的なギター、ベース&ドラムス
今となってはどうやって「Creamの音楽」と出会ったかは覚えていない。
たぶん良く通っていたレコード屋のおやじさんから仕入れたんだと思います。
忘れもしない中学生の時にROCKとしては初めて買ったLP。
「サンシャイン・ラブ」や「ホワイト・ルーム」は確かお金がなく7インチEPでリアルタイムで
聴いていたのだが、やっとアルバムが買えるころはクリームは解散してしまっていたのだ。
※このLPが新譜で確か1,750円だった思う(40年近く前でだ!)、
洋楽はアルバムの値段としてはそんなに値上がりしていないのですね。
「Wheels of Fire」のライブサイドにも極めつけの「クロスロード」他が入っているが、
こちらのライブ3曲にも当時とてもぶったまげたものだ。
ジンジャー・ベイカーの強力で煽るようなドラムをバックにクラプトンとジャック・ブルースが
喧嘩をしているように聞こえたものだ。
よく言われることだが、ジャズのフォーマットを持ち込んでロックのアドリブというコンセプトを
確立した素晴らしい演奏である。
クラプトンは生まれたての「ROCK」の中においてまさにロック・ギターの教祖の如き存在
となった感じである。このアルバムや「LIVE CREAM」「〃II」などライブでの彼のギターは
ほんと感心する。
スローでもハイテンポでもあの流れるようなフレーズ!湯水のように溢れ出てくる感じ、
鳥肌ものですよね。とくに好きなソロは「クロスロード」、レナード・スキナードもライブで
ほぼ完コピに近い演奏をしてましたが、クラプトンのソロの中ではピカイチだと思います。
・・・ああ、また聴きたくなってきた。
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