讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

TOKYO HY-POWER 50MHz リニアアンプ「HL-66V」のプリアンプ動作不良

2021-06-14 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 TOKYO HY-POWERは、数々のリニアアンプなどを製作していて、名機というものも多数存在する。CQ誌には毎月宣伝が載っており、経営は順調にみえたのだが、ある日突然店をたたんでしまった。もちろん、メンテナンスは即時に受けられなくなった。オーマイガー!

 HL-66Vという50MHzのリニアアンプがある。今は、無線機単体で200Wまで出るものも多くあるので、50Wクラスのリニアの出番も昨今あまりないのである。

 しかしながら、HL-66Vもいいアンプなので、たまには電源でも入れてみるかと思ったら、受信アンプが動作しないのである。


 あらー、GaAsFETが逝ったかと思ったが、SWを何度かカチャカチャすると、ふとプリアンプが動作する場合がある。ただし、ほとんどの場合はSW ONでも死んでいる。たぶん、切り替えSWだな。


 確か、手持ちの小型トグルスイッチがジャンク箱にあったな。発見されたのだが、上下のON/OFFではなく、中間で止まるタイプのSWだった。


 ま、いいかと思い、さくっと取り替えました。トグルSWの真ん中が、プリアンプのSWです。写真は、真ん中の位置になっています。(このポジションだとOFF) こういう汎用品の部品を使ってくれていると、メンテナンスが容易になります。


 RJX-601をエキサイターにして接続してみました。50MHzのノイズレベルは結構高くて、Sが1くらい振っています。


 受信アンプを入れてみるとSは9まで振れますが、単にノイズで振っているので、了解度が上がるわけではありません。こんだけノイズでSが振ってしまうと、受信アンプを使う機会もないとは思いますが、とりあえず修理は完了しました。

 HL-66Vのファイナルは、三菱の2SC2630x1です。RJX-601から3Wを入力してみると、30Wの出力が確認できました。ファイナルは元気なようで、しばらくは使えそうです。


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追記

 プリアンプのSWは、2接点のうち1接点のみを使っているので、使っていなかった方の接点は接触不良はないのではないかと思い、元のSWを180度ひっくり返して付け直しました。目論見通り、これで直りました。
コメント (2)
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