TOKYO HY-POWERは、数々のリニアアンプなどを製作していて、名機というものも多数存在する。CQ誌には毎月宣伝が載っており、経営は順調にみえたのだが、ある日突然店をたたんでしまった。もちろん、メンテナンスは即時に受けられなくなった。オーマイガー!
HL-66Vという50MHzのリニアアンプがある。今は、無線機単体で200Wまで出るものも多くあるので、50Wクラスのリニアの出番も昨今あまりないのである。
しかしながら、HL-66Vもいいアンプなので、たまには電源でも入れてみるかと思ったら、受信アンプが動作しないのである。
あらー、GaAsFETが逝ったかと思ったが、SWを何度かカチャカチャすると、ふとプリアンプが動作する場合がある。ただし、ほとんどの場合はSW ONでも死んでいる。たぶん、切り替えSWだな。
確か、手持ちの小型トグルスイッチがジャンク箱にあったな。発見されたのだが、上下のON/OFFではなく、中間で止まるタイプのSWだった。
ま、いいかと思い、さくっと取り替えました。トグルSWの真ん中が、プリアンプのSWです。写真は、真ん中の位置になっています。(このポジションだとOFF) こういう汎用品の部品を使ってくれていると、メンテナンスが容易になります。
RJX-601をエキサイターにして接続してみました。50MHzのノイズレベルは結構高くて、Sが1くらい振っています。
受信アンプを入れてみるとSは9まで振れますが、単にノイズで振っているので、了解度が上がるわけではありません。こんだけノイズでSが振ってしまうと、受信アンプを使う機会もないとは思いますが、とりあえず修理は完了しました。
HL-66Vのファイナルは、三菱の2SC2630x1です。RJX-601から3Wを入力してみると、30Wの出力が確認できました。ファイナルは元気なようで、しばらくは使えそうです。
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追記
プリアンプのSWは、2接点のうち1接点のみを使っているので、使っていなかった方の接点は接触不良はないのではないかと思い、元のSWを180度ひっくり返して付け直しました。目論見通り、これで直りました。
HL-66Vという50MHzのリニアアンプがある。今は、無線機単体で200Wまで出るものも多くあるので、50Wクラスのリニアの出番も昨今あまりないのである。
しかしながら、HL-66Vもいいアンプなので、たまには電源でも入れてみるかと思ったら、受信アンプが動作しないのである。
あらー、GaAsFETが逝ったかと思ったが、SWを何度かカチャカチャすると、ふとプリアンプが動作する場合がある。ただし、ほとんどの場合はSW ONでも死んでいる。たぶん、切り替えSWだな。
確か、手持ちの小型トグルスイッチがジャンク箱にあったな。発見されたのだが、上下のON/OFFではなく、中間で止まるタイプのSWだった。
ま、いいかと思い、さくっと取り替えました。トグルSWの真ん中が、プリアンプのSWです。写真は、真ん中の位置になっています。(このポジションだとOFF) こういう汎用品の部品を使ってくれていると、メンテナンスが容易になります。
RJX-601をエキサイターにして接続してみました。50MHzのノイズレベルは結構高くて、Sが1くらい振っています。
受信アンプを入れてみるとSは9まで振れますが、単にノイズで振っているので、了解度が上がるわけではありません。こんだけノイズでSが振ってしまうと、受信アンプを使う機会もないとは思いますが、とりあえず修理は完了しました。
HL-66Vのファイナルは、三菱の2SC2630x1です。RJX-601から3Wを入力してみると、30Wの出力が確認できました。ファイナルは元気なようで、しばらくは使えそうです。
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追記
プリアンプのSWは、2接点のうち1接点のみを使っているので、使っていなかった方の接点は接触不良はないのではないかと思い、元のSWを180度ひっくり返して付け直しました。目論見通り、これで直りました。