讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

FT8等のデジタル信号をパソコン⇔無線機のI/Fなしでデコードする。SSBモードがついている短波ラジオでも可。

2021-11-01 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 FT8などのデジタルモードで交信するためには、パソコンと無線機、それとI/Fが必要です。最近のトランシーバーは、USBで接続できるI/Fが無線機側に用意されている機種もあるので、比較的楽にセットアップができます。

 I/Fを用意するのは面倒くさいが、SWL感覚でFT8の信号を見てみようとすると、以下の方法があります。あくまで簡易な方法なので、ざっくりとしたデーコードしかできませんが、交信の雰囲気はつかめます。

 必要なもの
・SSBモードがある無線機、または短波ラジオ
・内蔵マイクのあるパソコン。または、外部マイクが接続できるもの。


①パソコンの時計を正確に合わせます。(桜時計などで、ぴったり合わせる。1秒もずれていたらNG)
②WSJT-X側の設定は、無線機をNONEとします。(パソコン⇔無線機のI/Fが確立できずエラーになるのを防ぐ)


③サウンドカードを設定します。WSJT-Xのファイル⇒設定⇒オーディオ⇒入力⇒内蔵マイクを選択します。


④無線機のボリュームを上げて、パソコンのマイクが音を拾える程度に設定すると、自動でデコードします。パソコンが余計な音を拾わないように、静かにしましょう。


 WSJT-X等の通信ソフトは無償で配布されています。短波ラジオでも試してみたら、デコードしました。実験で使ったのは、TECSUNのPL-660で、14.074MHz SSB(USB)に合わせます。アンテナは、内蔵ロッドアンテナです。(最近使っていなかったので、ほこりがたまってしまった)


 室内・内蔵アンテナなので期待はしませんでしたが、デコードはできました。外部アンテナを接続すると、もっと良くデコードできるでしょう。