こないだ、某スーパーに「ツンドラのボルシチ」が入荷するという情報を掴んだのである。早速、突撃しましたが場所が分かりません。売り場を3周くらいしましたが発見できないので、品出ししているおばちゃんに聞くことにします。
「すいません、ボルシチが入荷したと聞いたのですが」
「ボルシチ?」
「えっと、ツンドラのボルシチなんですけど」
「・・?、ちょっとレジまで聞きに行きましょう」
「ボルシチって入っている?」
「ああ、そこの棚です」(レジ横の棚の一番下でした)
「あ、どうも」
6個パックになっていて、600円と書いてある。多分6箱600円じゃなくて、1箱600円だよな。レジに聞きに行く。
「すいません、6箱パックになってますが、ばら売り可ですか?」
「あー、ばらしてなかったですか。ばらしていいですよ」
「あ、どうも」
1箱600円だと、6箱セットで3,600円にもなってしまう。さすがに、初物のレトルト食品には、そんな金額は出せんな。
1箱だけ買いました。
なぜ、わざわざ買いに行ったかですが、「ロシア料理ツンドラ」という店が、福岡市中央区にかつて存在していました。1960年から営業する老舗ですが、残念なことに2021年に閉店しました。もう昔のことですが、何度かツンドラにはランチを食べに行ったことがあります。その店が閉店することになって、その味を惜しむ声があり、なんとか復活させたいということで、レトルト食品として蘇ったようです。
温めるだけで、あのツンドラのボルシチの復活です。写真は内容量の半分です。
肉・玉ねぎ・キャベツ・人参・ジャガイモ・ビーツ・トマトが入っています。これは、懐かしい・・かと言われれば、はるか昔食べたきりなので、思い出せません。(記憶力ないのか)肉・野菜たっぷりで健康にいいと思います。もっとドロッとしたスープなのかなと勝手に思っていましたが、意外とあっさり系のスープでまとまってました。
ツンドラのボルシチ:600円+TAX
ロシア料理ツンドラ:福岡県福岡市中央区大名2丁目7-11(残念ながら閉店しました)
-----------------------------------------------------------------
だいたい35年くらい前の、東京での話です。
ある雑誌に、面白い記事がありました。ロシア料理をあまり食べたことがなかった人がロシア料理の店で料理を注文したら、「カップの上がパンで覆われた謎の食べ物」が出てきたそうです。仮にその食べ物を、「謎の物体X」とします。(なんか、そういう映画があったな←宇宙からの謎の物体Xだったっけ)彼は、その物体Xを見たり聞いたりしたことが無かったので、軽くパニックに陥りました。「どうやって食べればいいのだ?」聞けばいいとは思うのだが、田舎者だと思わたくない彼は必死で答えを導きだそうとしたそうです。
①上のパンを食べてみる。しかし、中に何か入っているか分からない。中身は仮に謎の物体Yとすると、それを吸うのか食べるのか。(液体か固体か?)
②思いつかないので、食べない。
結末は覚えていませんが、その記事を見た時「食べに行こう」ということで、何人かでロシア料理の店に行ったことがあります。まず、ロシア料理店を探し電話をします。
「あの、そちらに謎の物体Xじゃなかった、カップの上がパンみたいなもので覆われている食べ物ってありますか?」
「はい、ございます」
「それを頼みたいのですが、何て言う料理ですか?」
「きのこのつぼ焼きです」
「え、謎の・・いや、なんでもないです」
みんなで渡れば怖くないということで、きのこのつぼやきを食べに行きました。カップは焼けているので熱いです。スプーンでパンをくずして、中のシチューと一緒に食べました。謎の物体Xは、美味しいキノコのシチューでした。
「すいません、ボルシチが入荷したと聞いたのですが」
「ボルシチ?」
「えっと、ツンドラのボルシチなんですけど」
「・・?、ちょっとレジまで聞きに行きましょう」
「ボルシチって入っている?」
「ああ、そこの棚です」(レジ横の棚の一番下でした)
「あ、どうも」
6個パックになっていて、600円と書いてある。多分6箱600円じゃなくて、1箱600円だよな。レジに聞きに行く。
「すいません、6箱パックになってますが、ばら売り可ですか?」
「あー、ばらしてなかったですか。ばらしていいですよ」
「あ、どうも」
1箱600円だと、6箱セットで3,600円にもなってしまう。さすがに、初物のレトルト食品には、そんな金額は出せんな。
1箱だけ買いました。
なぜ、わざわざ買いに行ったかですが、「ロシア料理ツンドラ」という店が、福岡市中央区にかつて存在していました。1960年から営業する老舗ですが、残念なことに2021年に閉店しました。もう昔のことですが、何度かツンドラにはランチを食べに行ったことがあります。その店が閉店することになって、その味を惜しむ声があり、なんとか復活させたいということで、レトルト食品として蘇ったようです。
温めるだけで、あのツンドラのボルシチの復活です。写真は内容量の半分です。
肉・玉ねぎ・キャベツ・人参・ジャガイモ・ビーツ・トマトが入っています。これは、懐かしい・・かと言われれば、はるか昔食べたきりなので、思い出せません。(記憶力ないのか)肉・野菜たっぷりで健康にいいと思います。もっとドロッとしたスープなのかなと勝手に思っていましたが、意外とあっさり系のスープでまとまってました。
ツンドラのボルシチ:600円+TAX
ロシア料理ツンドラ:福岡県福岡市中央区大名2丁目7-11(残念ながら閉店しました)
-----------------------------------------------------------------
だいたい35年くらい前の、東京での話です。
ある雑誌に、面白い記事がありました。ロシア料理をあまり食べたことがなかった人がロシア料理の店で料理を注文したら、「カップの上がパンで覆われた謎の食べ物」が出てきたそうです。仮にその食べ物を、「謎の物体X」とします。(なんか、そういう映画があったな←宇宙からの謎の物体Xだったっけ)彼は、その物体Xを見たり聞いたりしたことが無かったので、軽くパニックに陥りました。「どうやって食べればいいのだ?」聞けばいいとは思うのだが、田舎者だと思わたくない彼は必死で答えを導きだそうとしたそうです。
①上のパンを食べてみる。しかし、中に何か入っているか分からない。中身は仮に謎の物体Yとすると、それを吸うのか食べるのか。(液体か固体か?)
②思いつかないので、食べない。
結末は覚えていませんが、その記事を見た時「食べに行こう」ということで、何人かでロシア料理の店に行ったことがあります。まず、ロシア料理店を探し電話をします。
「あの、そちらに謎の物体Xじゃなかった、カップの上がパンみたいなもので覆われている食べ物ってありますか?」
「はい、ございます」
「それを頼みたいのですが、何て言う料理ですか?」
「きのこのつぼ焼きです」
「え、謎の・・いや、なんでもないです」
みんなで渡れば怖くないということで、きのこのつぼやきを食べに行きました。カップは焼けているので熱いです。スプーンでパンをくずして、中のシチューと一緒に食べました。謎の物体Xは、美味しいキノコのシチューでした。