TRIO(現KENWOOD)のメンテナンス記事は、いくつか書きました。もう40年以上も昔の無線機なので、いろいろと不具合が出ていたのだが、あまりに古すぎるのでメーカーは面倒を見てくれない。
数か月かかって、苦労の末ほぼ初期の性能に戻しましたが、ランプは手つかずにしておいた。というのも、バンドSW、FIXチャンネルSWのランプは前面パネルの奥の方にあり、交換するとなるとちょー大変なのは分かっていたからなのである。
こないだ電源を入れたら、バンドSWのランプが点灯しないのである。オーマイガー! ついに、その日が来てしまいました。ストロボ焚くと、点灯しているか否かは良く分からなくなりますが、バンドSWのみ消灯してます。(この時は、メインダイヤルのランプは点灯している)
ランプ切れだよなぁ。交換するか・・
上部カバー・下部カバーを取り外し、全面パネルの皿ねじ4個を外すと、パネルが前面に倒れます。その、ずっと奥にランプがあるので、ラジオペンチで注意深く取り外します。
交換用のLEDは、手持ちのELEKIT社の赤色LEDを使用します。
ランプは12V用が使われています。LEDは極性があるので、プラス・マイナスを間違えないように接続します。コードなどは現物合わせにして、余分な部分はカットします。
パネル部分は配線が多く、狭いのでめっちゃ大変です。本当は、その隣のFIXチャンネルのランプも、予防交換をすればいいとは思うのですが、あまりに大変なので諦めました。切れたら、しかたなく作業します。
LED化して組み上げたら、メインダイヤルのランプが点灯しません。
「オーマイガー!、お前もか!!」
メインダイヤル用のランプは、取り出しやすくなっているので、比較的簡単に交換できます。これも、手持ちのLED電球に交換します。電圧は、DC12Vです。
電球をLED化したので、切れる心配は減りましたが、光量が低下しました。電球は広範囲に光を出しますが、LEDだとどうしても指向性が出てくるので、同じDC12Vでも暗くなってしまいます。そうはいっても、使える範囲なので良しとします。
今回、交換したもの。
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追記
手持ちの赤LEDに交換してみましたが、いまいち色がしっくりきませんので、手持ちの白色LEDに交換することにします。
ジャンク箱にある取り外し品の小型白色LEDに抵抗を接続して取り付けることにします。
LEDの足は、ショートしないようにホットボンドで固めました。(熱収縮チューブの方がいいとは思う)
実験用電源(以前紹介した、格安中華製電源ユニットを組んだもの)で動作テストを行い、LEDが正常に点灯するのを確認します。
もう、ついでなので、FixCh用のランプも同様に白色LEDに交換します。
さらについでに、Sメーターユニットの電球を確認していたら、いきなりランプが切れました。
「お前もか!!」
思えば、すべての電球が経年劣化のため、いつ切れてもおかしくない状況だったので、少しの振動で引導を渡したものと思われます。
短命で終わった中華製LEDランタンの部品があったので、そのLEDを基板から取り外して使うことにします。
すべてのランプがLED化されましたが、緑っぽい色が、青白っぽい色に変化しました。(メーターは白色)バンドSW、FixChスイッチの照明の光具合はいいのですが、Sメーターユニットの光はLEDの光が直線的になるので、明るさの濃淡がはっきりしてしまいます。ダイヤルの部分はLED化して暗くなってしまいましたので、この2か所は電球の方がいい感じにはなります。写真は撮ってみたのですが、うまく表現できなかったので割愛します。
しかし、LEDは電球に比較して長寿命なので、どちらを選ぶかはお好み次第でしょう。個人的にはダイヤル照明は暗すぎるので、手に入れば12V豆電球に交換しようかなと思います。
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さらに追記
LEDではメーターダイヤルが暗すぎて見にくいので、電球に交換しました。ホームセンターに行き、自動車補修部品コーナーで、12Vの豆球を発見しました。元々の電球とは若干形状が異なりますが、口金部分(G14/BA9S)が合えば問題ありません。やはり電球の方が、しっくりきます。
左が今回購入したもので、右は交換したLED電球です。
12V豆球x2個セット:250円(TAX込)
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もう一つ追記
メーターランプなんだけど、白色ということと光の濃淡が大きいという理由で、ムギ球に交換しました。12V用のムギ豆球はジャンク箱にあったので、それを使いました。
結論
・メーターとダイヤルは電球が良い。
・バンドスイッチ・固定チャンネルスイッチは、LEDでも良い。
・バンドスイッチ・固定チャンネルのランプ交換は、当初めっちゃ大変と思いましたが、コツをつかむとそれほど苦労しなくても交換できます。
おまけ
バンドスイッチ用LEDですが、他の作業中に振動のためか点灯しなくなりました。このLEDはジャンクの取り外し品のため、素性不明で一応480Ωの抵抗を直列に接続していたのですが、取り外したら壊れてました。(順方向電流が流れない)
再度素性不明のLEDに交換したので安全面を考慮して、480Ω+480Ω=960Ωを直列にして点灯させました。これでも十分に点灯します。
数か月かかって、苦労の末ほぼ初期の性能に戻しましたが、ランプは手つかずにしておいた。というのも、バンドSW、FIXチャンネルSWのランプは前面パネルの奥の方にあり、交換するとなるとちょー大変なのは分かっていたからなのである。
こないだ電源を入れたら、バンドSWのランプが点灯しないのである。オーマイガー! ついに、その日が来てしまいました。ストロボ焚くと、点灯しているか否かは良く分からなくなりますが、バンドSWのみ消灯してます。(この時は、メインダイヤルのランプは点灯している)
ランプ切れだよなぁ。交換するか・・
上部カバー・下部カバーを取り外し、全面パネルの皿ねじ4個を外すと、パネルが前面に倒れます。その、ずっと奥にランプがあるので、ラジオペンチで注意深く取り外します。
交換用のLEDは、手持ちのELEKIT社の赤色LEDを使用します。
ランプは12V用が使われています。LEDは極性があるので、プラス・マイナスを間違えないように接続します。コードなどは現物合わせにして、余分な部分はカットします。
パネル部分は配線が多く、狭いのでめっちゃ大変です。本当は、その隣のFIXチャンネルのランプも、予防交換をすればいいとは思うのですが、あまりに大変なので諦めました。切れたら、しかたなく作業します。
LED化して組み上げたら、メインダイヤルのランプが点灯しません。
「オーマイガー!、お前もか!!」
メインダイヤル用のランプは、取り出しやすくなっているので、比較的簡単に交換できます。これも、手持ちのLED電球に交換します。電圧は、DC12Vです。
電球をLED化したので、切れる心配は減りましたが、光量が低下しました。電球は広範囲に光を出しますが、LEDだとどうしても指向性が出てくるので、同じDC12Vでも暗くなってしまいます。そうはいっても、使える範囲なので良しとします。
今回、交換したもの。
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追記
手持ちの赤LEDに交換してみましたが、いまいち色がしっくりきませんので、手持ちの白色LEDに交換することにします。
ジャンク箱にある取り外し品の小型白色LEDに抵抗を接続して取り付けることにします。
LEDの足は、ショートしないようにホットボンドで固めました。(熱収縮チューブの方がいいとは思う)
実験用電源(以前紹介した、格安中華製電源ユニットを組んだもの)で動作テストを行い、LEDが正常に点灯するのを確認します。
もう、ついでなので、FixCh用のランプも同様に白色LEDに交換します。
さらについでに、Sメーターユニットの電球を確認していたら、いきなりランプが切れました。
「お前もか!!」
思えば、すべての電球が経年劣化のため、いつ切れてもおかしくない状況だったので、少しの振動で引導を渡したものと思われます。
短命で終わった中華製LEDランタンの部品があったので、そのLEDを基板から取り外して使うことにします。
すべてのランプがLED化されましたが、緑っぽい色が、青白っぽい色に変化しました。(メーターは白色)バンドSW、FixChスイッチの照明の光具合はいいのですが、Sメーターユニットの光はLEDの光が直線的になるので、明るさの濃淡がはっきりしてしまいます。ダイヤルの部分はLED化して暗くなってしまいましたので、この2か所は電球の方がいい感じにはなります。写真は撮ってみたのですが、うまく表現できなかったので割愛します。
しかし、LEDは電球に比較して長寿命なので、どちらを選ぶかはお好み次第でしょう。個人的にはダイヤル照明は暗すぎるので、手に入れば12V豆電球に交換しようかなと思います。
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さらに追記
LEDではメーターダイヤルが暗すぎて見にくいので、電球に交換しました。ホームセンターに行き、自動車補修部品コーナーで、12Vの豆球を発見しました。元々の電球とは若干形状が異なりますが、口金部分(G14/BA9S)が合えば問題ありません。やはり電球の方が、しっくりきます。
左が今回購入したもので、右は交換したLED電球です。
12V豆球x2個セット:250円(TAX込)
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もう一つ追記
メーターランプなんだけど、白色ということと光の濃淡が大きいという理由で、ムギ球に交換しました。12V用のムギ豆球はジャンク箱にあったので、それを使いました。
結論
・メーターとダイヤルは電球が良い。
・バンドスイッチ・固定チャンネルスイッチは、LEDでも良い。
・バンドスイッチ・固定チャンネルのランプ交換は、当初めっちゃ大変と思いましたが、コツをつかむとそれほど苦労しなくても交換できます。
おまけ
バンドスイッチ用LEDですが、他の作業中に振動のためか点灯しなくなりました。このLEDはジャンクの取り外し品のため、素性不明で一応480Ωの抵抗を直列に接続していたのですが、取り外したら壊れてました。(順方向電流が流れない)
再度素性不明のLEDに交換したので安全面を考慮して、480Ω+480Ω=960Ωを直列にして点灯させました。これでも十分に点灯します。