讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

ELEKIT真空管メインアンプ「TU-872, 2A3シングルアンプ」の分解掃除

2022-11-17 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 ELEKITの真空管アンプ(2A3シングル)は、1999年2月にキットを組み立てたので、23年ほど経っている。ドライバーの6SN7は一度も交換しなくても元気で働いているのだが、電力管の2A3はあまりもたずに世代交代を繰り返しているのである。

 高価な球なので、おいそれとは買うこともできず、今は生き残っているElectro Harmonix社の球と、SOVTEKの球を混合して使っています。(どちらもロシア球)

 かなり埃が積もっており、真空管も薄汚れてきたので掃除をすることにしました。真空管も拭き上げます。

 ↓これは、掃除後の写真です。左がSovtek で、右がElectro Harmonixの球です。


 まずは、真空管を取り外します。


 上蓋を開けてみると、思いの外汚れています。基板も汚いのなんのって、ちょっとびっくりです。


 しっかりとアルコール洗浄したところ、綺麗になりました。ELEKITをはじめ、日本メーカーのアンプは高価ですが、安い中華製と比べると使っている部品が違います。電源トランス・OPTトランスともに、しっかりしたものが使われているので、ずっしりとした重量感があります。


 このメインアンプはとてもいいのですが、いかんせん2A3が高価で、ついにストックが切れてしまったので、あまり動かしていません。代わりに、普段使いとしては中華製の6BQ5パラシングルのアンプが活躍中です。

 こちらは、保守用の真空管も準備しているし、6BQ5のパワー管は丈夫なので、一度も故障したことはありません。ただし、大型の電源トランスを使わずに、スイッチング電源で真空管用のB電源を作っているので、短波帯にスイッチングノイズをまき散らします。(RFのノイズ対策を行っていない)そのため、アマチュア無線のHF帯を運用する場合は、同時には使えません。


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 まじ、2A3は高価なので追加購入はためらいます。エミ減になった2A3が何本も転がっているので、いざとなったら「その中でも、ましな球」を選別し、組み合わせて使おうかなと思っています。

2A3の参考価格
ヨドバシ.COM:24,460円/1本 JJ/TESLA
楽天市場 99,000円/2本 Emission Lab
 〃  80,000円/2本 Marconi
 〃  34,850円/2本 Electro Harmonix 
 〃  38,604円/2本 Golden Dragon
 〃  30,558円/2本 Sovtek

 うんと頑張って買えるとしても、下3社のどれかかな。ちなみに、下3つの会社の2A3は買ったことがあるので、考えてみれば真空管だけで、アンプ本体価格を優に超えているという事です。
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 綺麗になったので、このアンプを動作させていたら、左CHの音が徐々に小さくなっていきます。あー、SOVTEKの2A3がエミ減くさくなってきた。まいったなぁ。試しにドライバー(6SN7)を入れ替えても変化はないので、2A3劣化の確定です。(泣)

 どこのメーカー(比較的安い、中華・ロシア球だけだが)の2A3を使っても、寿命が短い気がする。同等以上に使用している6BQ5は、一度も球はへたっていないし、6SN7は一度も交換したことがない。

 まいったなぁ・・
コメント
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