こないだ、ポータブルラジオの修理のために中華製の57mmスピーカー(SP)を買ったのだが、あまり音が良くなかったので北音のフルレンジSPに交換したという記事は以前書きました。
このSPなんとかならんかなと思っていたら、ラジオ風お菓子のケースがあるのに気が付いた。すでに中身の菓子は食べ尽くしているので、このまま飾りにするか何かのケースにするかという選択肢がある。57mmのSPがちょうど入りそうなので、ケースに穴を開けてSPを入れてみることにします。ケースは穴っぽい装飾が施されているのですが、実際は穴が無いのでドリルで穴を開けていきます。手動で開けていくので、あまり美しくはありません。SPは、ホットボンドで固定しました。
裏にも穴を開けてSPコードを引き出します。穴にはバリがあるので、手持ちのゴムブッシュを付けました。
スポンジを詰めたらできあがり。アンプはないので、ラジオのイヤホーン端子に接続すると音が小さすぎます。無線機の「外部スピーカー端子」に接続すると、いい感じで鳴ります。ラジオのSPとして使うと、音楽を聴くときに音がしょぼいので「ちょっとなあ」という感じになるのですが、無線機だったら音声周波数帯だけ再生できればOKなので、そこそこ使えます。
手持ちの1チップIC_Dクラスアンプ基板があるので、それを組み込んでもいいかなと思ったのですが、電源が必要になるのでやめました。ちなみにこの基板はステレオ3W+3Wで、DC+5Vで動作します。(という触れ込みで買ったもの)10枚セットで800円程度(C国発送料無料)という格安品で、電源だけ接続すると動作する代物です。口コミを見ると、「動作しない不良品も混じっているが、10枚もあるので問題ない」というというのもありました。まあ、価格を考えたら「そんなもの」と思われます。まだ実験していないので、そのうち気が向いたらアンプ付きSPでも作ってみようかなと思っています。(いつになるかは分かりません)
【費用】
すべて手持ちの部品を使ったので0円
しいていえば、SPが365円