この写真、何となくひんやりした感じがしませんか?
旧東海道にある鈴ヶ森刑場跡。江戸時代の220年の間に、八百屋お七を始め、10万人から20万人もの罪人が処刑されたと言われている三大刑場地の一つです。現在も井戸や、火炙用の鉄柱や磔用の木柱を立てた礎石などが残されています。
本日、旧東海道品川宿のはずれの我が家から、鶴見までの約12キロを歩きました。1月少々ぶりのウォーキング再開ですが、今日はご報告の第1弾。
鈴ヶ森は過去に何度も前を通っていますが、霊感を感じない私でも夜に前を通ると、何となく妖気が漂っているように感じられます。知人は、はっきりと「見える」と言いますから、見える人には見えるのでしょう・・・。(ちょっと怖い!)
さて、歩を進めて大森へ。美原通り周辺は今も海苔屋さんが軒を連ねており、その街並みから何となく往時の街道の様子や往来の旅人の姿が思い浮びました。きっとこの辺りで、江戸を発ったばかりの人は、これから先の旅の行方を想い、逆に江戸へ向かう人は、最後の宿場を前にして旅の終わりを感じたのでしょうね。
この道は、昔から多くの人達の人生が交錯する様を見続けてきたのでしょう。
私たちは皆、人生という名の旅を続けていますが、その中で私にとっては仕事を通じていろいろな方と出会えることが大きな喜びの一つであり、旅を続ける原動力になっています。
皆さんはいかがですか?さて、続きはまた次回に。
(人材育成社)