「99人以下の中小企業の社員が辞めずにイキイキ働くようになる」を実現する人材育成社です。
中小企業の社長さんの中には、会社の数字に弱いことを隠さない人が意外に多くいます。「営業一筋できたからね」、「技術的な計算は得意なんだが」、「経理がしっかりしているから大丈夫」・・・そうおっしゃいます。しかし、話を聞いているうちに「経理なんて数字を計算してるだけだろう?社長はそんなみみっちことを気にしている暇なんてないよ」といった、ちょっと見下したような本音が透けてきます。
ある社長さんはこう言いました。「決算数字なんて結果だろ?通知表が悪かったら次の年に頑張る、それだけだよ」・・・確かに非常に前向きではあります。
しかし、来年は今年の延長線上にはありません。学校の勉強のようにレールが敷かれているわけではないからです。
社長さんが言うところの「経理の数字」というのは、ほぼ決算書の損益計算書のことを指しているようです。しかし、会計は決算書だけではありません。管理会計という経営に直結するものもあります。
管理会計は、未来に向かって意思決定をするために必要な情報を提供します。新しく販路を開拓するにはどれくらいコストがかかるのか、新製品の原価はいくらくらいで何個売れば黒字になるのか、投資先が複数あるときはどちらを選ぶべきか、等々。
会社の経営が航海だとすれば、管理会計は羅針盤のような働きをします。管理会計を知らずして経営することは羅針盤なしで荒海を進むようなものです。
当社では随時「経営者のための管理会計セミナー」を開いています。
一度真剣に管理会計を学んでみませんか。