rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

無駄な道造りの確証

2008年02月01日 11時03分00秒 | クルマ
道路予算は地方を救わない

実に素晴らしい。

佐世保道路(200億円/Km!)を作った理由を「必要だから作った」「高いとか安いとかの問題じゃない」としか答えない政府は、国民の愚弄しているし、全く説明責任を果たしていない。

アクアラインなんてフェリー就航させた方が遙に安いというシミュレーションが出ていたそうだが、建設ありきで見向きもされなかったという。

『道路が増えてくると、建設費よりもメンテナンス費が増えてくる。作った道路を廃止することはできないから、今後もそれぞれの道路を延々とメンテナンスすることになる。 』

林道建設で顕著だけど、このメンテ費用が大きい。
災害後、半年も手つかずの林道なんて、端から舗装の必要もないほど需要がないって事でしょ?立派に舗装したってまた崩れちゃうんだし。林道に回す費用がないって事だしね。無駄な投資でしょう?

また、『コンピューターが見つけ出した「中央道拡張」のムダ』によると、『中央道では、数年前に約1000億円かけて大月から小仏トンネルまでを2車線から3車線に広げる工事が行われた。小仏トンネルから東京方面にかけては2車線のままである。~~もちろん、これだけですべてを判断するわけにはいかないが、1000億円の投資はほぼムダだったと言って間違いではない。』

必要な部分で拡幅工事をしなかったがために1,000億円が無駄な投資になっているというのだ。1,000億円というと、正規ガソリン税が25円として4Gリットル分。中央道の一部だけでこれだけ無駄なことをしている訳で、全国でみたら一体どれだけ無駄な投資が行われているのか解ったモンじゃない。


「無駄な道路建設」という主張には確証があるわけで、地方首長は金、金という前に、使い方を考えた方が良い。道を造ればメンテ費用がかさむし、道ができれば交通量が増えて炭酸ガス排出量も増える。


ごまかしもいい加減にして欲しい物だ。