rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

道路財源の使い道

2008年02月15日 23時03分26秒 | クルマ
TBSのニュースサイトはすぐに消えるので、申し訳ないが全文引用しておこう。



ガソリン税使用「道の相談室」に疑問の声

 道路特定財源の使い道に新たな疑問です。国土交通省の外郭団体が運営する「道の相談室」という施設にガソリン税が使われていますが、この相談室の役割が市民に誤解され、疑問の声が上がっています。

道路整備に使われるはずが、それ以外の用途に消えていくガソリン税。例えば、ガソリン税など995億円で全国14カ所に建設された駐車場。この国土交通省の天下り法人が独占運営する事業にも注ぎ込まれていました。

 「その結果ですね、路上における違法駐車対策、交通事故とか交通渋滞とか大幅に減ってく。(Q.民間が経営しても同じ効果が得られるのでは?)そんなことはございませんね」(駐車場整備推進機構、矢野善章 理事長)

さらにガソリン税はこんなところにも使われていました。大阪・梅田の地下街。この一角に「道の相談室」という施設があります。道路に関する様々な疑問に答えるということですが、年間4500万円の運営費はガソリン税などで賄われ、業務は国交省の天下り法人「近畿建設協会」が随意契約で受注していました。

 果たして、どれほどの人が道の相談に訪れるのか、この施設の一日を取材してみました。

 午前10時、営業開始です。早速、1人目の相談者がやってきました。何を相談したのか聞いてみると・・・

 「(近所の)橋をどういう理由で壊し、再度つけているのかと。(回答は)『市の方に聞いて、自宅に直接連絡します』と(Q.あそこでは分からない?」)あそこでは分からない」

 しかし、その後は相談者が途絶えました。時折、人が出入りしますが、用件を聞いてみると、「ドコモショップの場所を聞いてたんです」、「コインロッカーの場所を聞いたが、あいにく『わからない』と。あまり役に立たなかった」。

 利用者は少ない上、その大半は道案内の窓口と思っていたようです。施設が求める道路の相談に一体、どれほど需要があるのでしょうか。この日は結局、道路の相談に来た人は2人だけでした。

 道の相談室事業を受注している近畿建設協会。職員729人中95人が国交省OBで、常勤役員も5人全員が天下りです。相談室を含め、協会は年間65億円もの事業を国交省から随意契約で受注していますが、実は全国にはほかにも7つの同じような天下り法人があり、2006年度は700億円近い仕事を随意契約で請け負っていたのです。ガソリン税などが天下り法人に流れる構図ですが、これらの法人は、役員報酬などの公開は拒んでいます。

 道路整備といいながら、天下り法人に流れ込むガソリン税。こうした構造が変えられるのか、なお議論が必要です。(15日18:05)




典型的な天下り組織ですね。2006年度だけで少なくとも700億円近くが官僚OBどもの懐(いや、財布と言うべきか?)に入っています。それに公益法人なのに経営状況は公開しないようです。

随意契約は減らす方向にあるはずなのに…2007年度以降は減っているのでしょうか?

こんな組織無くて良いです。いや、なくさなきゃいけません。これは広義に官僚による道路特定財源の横領に他なりません。割高と言われる道路建設費そのものも見直す必要がありますが、横領もまた重要な問題です。

1000歩譲って「道の相談室」が必要だったとしても、何も答えられない機関であれば仕事してないのと同義です。どっちみちあるだけ無駄です。

欺瞞

2008年02月15日 19時23分04秒 | クルマ
“ガソリン税 攻防”美人市長にコケにされた冬柴大臣

『「全自治体の首長から道路特定財源を維持すべしとの署名が来ている」との答弁のウソがバレて、慌てて平謝りした冬柴国交相。その冬柴大臣に恥をかかせる格好となった非署名組の6市長が判明した。』

市町村の数だけで1,795ぐらいあるそうです。約1,800ですね。でも全てが政府・与党の言いなりというわけではないようです。

「ほぼ全て」と「全て」の間には大きな溝があります。政府のプロパガンダを鵜呑みにしてはいけないという、良い例ですね。


どこまで国民に欺瞞的態度をとれば気が済むのでしょうか?
ちなみにガソリン税暫定税率廃止を望む声は国民の70%にも上るそうです。


マフラーで発電

2008年02月15日 18時15分33秒 | バイク
NHKニュースからの速報。

バイクのマフラーに熱電対か何かを取り付けて、廃棄していた熱を回収する技術が披露された。具体的な発電方法については不明だが、時速60Kmで走行すると10Wの発電量になるそうだ。

これにより数%の燃費向上に繋がるという。


排熱を電気に変えて回収するという発想はなかったなぁ。
四輪にも応用するという事で、炭酸ガス抑制や省資源の点から注目の技術です。

一部のためにみんなの税を

2008年02月15日 07時22分44秒 | クルマ
2008/02/08-20:24 高速料金、深夜は4割引に=原油高対策で15日から-国交省・高速会社

『午前0時から同4時まで実施している深夜割引の割引率を現在の3割から4割に拡充すると発表した』

ETC搭載車しか優遇されないシステムなら、ETCをタダで配りなさいよ。

てか、一部(高速利用者の内、ETC搭載車)にしか適用されない割引なんて所詮ごまかし。むしろ旧道路公団に公費をつぎ込む行為で、見た目は「利用者の便宜」を計りつつ実は「旧公団の便宜」を計ってるだけなんじゃないの?

こんな姑息でインチキな「対策」するなら、ETC車載機を全ての車両に取り付けるために金使えば?

どうせこういう姑息的対処のために「暫定税率が必要なんです!」とか言うんだろうから、いっそ暫定税率を10年維持、しかし高速道路は無料にする政策を執った方が良いカモね。

利権がらみでETCをタダで配る事も、高速道路を無料にする事も、出来ないんだけどね。

どこまで広がる?

2008年02月15日 07時07分46秒 | クルマ
道路財源でミュージカル 冬柴国交相「もうやめる」

『国交省によると、ミュージカルは「助け合いの精神での道路整備」がテーマ。近畿地方整備局などが劇団に依頼し、03~05年度で約80回実施された。道路整備特会から計5億円を支出。費用の大半は会場費で毎回300~1000人が無料で鑑賞したという。06年度も実施したが、回数や費用は把握しておらず、07年度は未実施だとしている。 』

ミュージカルの助成なら文教予算でやってもらいたいものです。

『冬柴国交相は「適切だと思っていたが、支出が過大だとの指摘であればやめる」と述べた』

国交省出先機関、道路特定財源でアロマセラピー器具購入

『冬柴国土交通相は「今後こういうような購入は厳に禁止する。不快だと言われれば、おわびしなければならない」と陳謝した。』

全然判っていませんね、バカ大臣は。

どうせ道路関係者の集団オナニーでしかない催しのために、道路財源から支出するなという事ですよ。無駄に使った金を国庫に返しなさいよと。

だいたいミュージカルに建設会社関連で渋々動員された観客と、道路族のプロパガンダに付き合わされる観客以外に客が入ってるんでしょうかね?


で、5億2,600万円あったらどれだけ道路を作れるんですか?
どれだけ危険な通学路を整備出来るんですか?

本当に道路作る事に使われているならまだしも、官僚や族議員のくだらない余興のために使っているから、暫定税率などやめろと言っているんですよ。


ごちゃごちゃくだらない事やらないで、粛々と道路整備すれば良いんですよ。
道路整備は縁の下の力持ちであって、主役じゃないんです。

ついでに新規路線が出来たからとテープカットや走り初めなんてのも、やめれば良いんですよ。建設会社や族議員や官僚の自己満足のために予算を使うなっての。