rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

排気熱で発電

2008年02月16日 14時37分54秒 | バイク
自動二輪車搭載の熱電発電システム 廃熱エネ回収・再利用 

昨晩のNHKニュースで流れた排熱回収発電装置。産学共同体で研究されているようだ。

『この技術の特徴は第一に、鉄やアルミニウムなど資源的に豊富で価格が安定した金属を主原料とすることだ』

熱電対というか熱電池というべき物は安価な金属で実現されているようだ。これは触媒もそうなんだけど、レアメタルや貴金属を使うのであれば、発電効率は良いけどコスト高で現実的じゃない、というまるで新型転換炉並のトホホ技術になってしまうから、画期的だ。

『自動二輪車に利用可能なモジュールが開発されたことによって、自動二輪車に同システムを搭載することが可能になった』

四輪でもやってるようです。まぁ、当然といえば当然なのかもしれませんが。

研究室のニュースリリースに写真があるけど、一応目に見える部分ではそれほど大げさな装置ではないので、無理がないと思う。

名古屋工業大学 物質工学専攻/環境材料工学科のリリースより


ただし大型スクーターというところにポイントがあって、実はトランクスペースが制御・測定機器で埋まっている事が考えられる。まぁ、専用モジュール化すれば一気に小さくなる部分でしょうけど。

報道では『時速60Kmで走行すると10Wの発電量』、『数%の燃費向上』ということだった。10[W]を馬力に換算すると1.36x10-2[PS]に過ぎないけど、LED化が進んでいる現在、メーター類の照明はまかなえる電力だろう。

何より、タダでさえ熱効率が良くないガソリンエンジンが、大気中に捨てていたエネルギーを回収する事に意義がある。先日の燃費改善メモでは重量軽減が大きな著さないと書いたが、逆に言えば多少重量が増えても熱エネルギーを回収出来れば収支は黒字になる可能性が高い。


こういう研究に道路特定財源から補助金を出す事には大賛成だ。むしろ環境税から出すべきかもしれないが。

官僚OBを養うためにどぶに捨てる金とは比べるべくもない。

ビデオデッキ修理

2008年02月16日 09時17分10秒 | 科学・技術
家にあるベータマックスのビデオデッキSL-2100二台とEDV-9000一台が不動になっていた。
SL-2100はカムスイッチの摩耗を修理して、それほど時間をおかずにまた死んでしまった。症状が似ていたので「カムスイッチの品質を落としたのか?」と思っていた。

EDV-9000はいつの間にか死んでいた。いつ死んだんだろう?

修理に出す事も考えていたのだが、出そう出そうと思いつつ月日が流れてしまった。ビデオの使用頻度が下がっていたからね。

で、昨晩検索かけると…ベータデッキを修理している方のサイトを発見。するってぇと、家のSL-2100と同じ症状で死ぬ例が結構あるらしい。持病という奴ですね。

キャプスタンモーターユニットの電解コンデンサーが破裂して、基板もろとも自爆テロ。再起不能になるのだという。こうなるとキャプタンモーターユニット全交換が早道とか。

一台、βIIでSHB録画したり、ノーマルトラックにステレオ録音出来るように改造したSL-2100はチューナーユニットも死んでいるので、もしかすると電源からして怪しいかもしれないが、もう一台、ノーマルのSL-2100はユニット交換で生き返るかもしれない。



EDV-9000の方は写真の丸で囲んだ部分にあるバネの留め具(プラスチック)が折れて、テープエンドセンサーが機能していなかった事で再生が出来なかった。

プラ部品は接着しても強度がしれているので、針金を加工して穴にはめて、接着剤で固定した。これでテープエンドセンサーが復活、再生が上手くできるようになった。

SL-2100は部品代がそこそこするうえ、自分でキャプスタンモーターユニットをはずす事は難しいので、ソニーサービス送りだな…てか、9000はともかく、2100は修理出来るのか???