謎の高画質

youtubeの動画で妙に綺麗な物が散見される。

特に高画質バージョンを指定しなくても綺麗な物。
これはちょいと不思議だ。

youtubeに保存される形式が違うのか、配信される形式が違うのか…
あくまで技術的な興味のために、動画をダウンロードしてその一端を解析する事にした。

サンプル1は見た目に高画質なビデオで、「高画質で見る」オプションがない物。標準で高画質配信されているのといって良いだろう。動画サイズは320x240程度ではなく、480x360だった。

（サンプル1）

これは別の動画で「高画質で見る」オプションを使ったときと同じだった（こちらの場合、標準画質では320x240程度、高画質で480x360となっていた）。

比較用のサンプル2。
これは320x240サイズで、おそらく元の圧縮も大きいのだろう。ちょっと前のyoutubeといえばこの画質が当たり前だった。

（サンプル2）

ただし、他のビデオでもそうだったが、標準で480x360サイズで配信されているビデオは、無記録部分が発生しているようだ。実質2.5分のビデオなのに全長は10分という具合に、本編の後に黒い画面が延々続く。

これが高画質オプションのついた物では余計な物がつかない。

この怪現象が同一の投稿者によるものか、隠れ高画質一般の現象なのか、サンプルが少ないので何とも言えない。


なお、AVIへのエンコーダーは320x240固定出力ではなく、「元のサイズ」というオプションもあるSUPER@を使った。