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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

蛇口交換

2015-03-17 09:00:00 | 日記
 キッチンの水道栓が壊れた。水が止められなくなった。ジャージャーと出っぱなしというほどではないが、しっかりと止まらない。ぽたぽたと出続けるし、栓の根本から漏水している。

 と、同時にガスコンロの火がつきにくくなった。何回もスイッチをひねって、しかもある程度長時間スイッチを手で抑えておかなければならない。早く手を離すと消えてしまう。そこへ来て風呂シャワーの水道栓までおかしくなった。みんなで話しを合わせたように一気に来た。

 水道もガスコンロも使い始めてから18年の歳月が流れている。多少ガタが来てもおかしくはない。が、それにしてもこんなに一斉におかしくならなくたって。

 そんなところへ何とタイミングよく東京ガスの定期点検が入った。極めて優秀な人材である。決して押し売りはしない。ガス屋ですが、もちろん水道もやりますと静かに語って安全に暮らすことの意義を伝えて去って行った。

 例えばわが家の流しの水道栓は1本のスイッチ棒が付いていてそれを上から下に倒すことによって水が出る。ところがわが家がこのタイプの水道栓は、使われ始めた当初からすでに時代遅れだったようだ。一般のご家庭のキッチンの水道栓は上に上げると水が出るタイプだろう。大震災のような災害が起きた時に上から何か落ちてきて蛇口を押すと水が出続けてしまうわが家のようなタイプはもうやめようということになっているらしい。20年前の阪神淡路対震災を期にそんな声が盛り上がったらしいので、18年前に新築だったわが家建築の折には本来なら現在主流のタイプが使われていても良かったはずなのに、なぜ、と思うが、もう相当に後の祭りである。

 考えるまでも無い。ガスだの水道だの、いわゆるライフラインは放っておけない。東京ガスに電話して、あれこれ交換をお願いした。すかさず見積もりが届き、OKを出したか出していないかわからないうちに光の速さで工事が終わっていた。

 ある日、家に帰るとキッチンの水道栓をこれまでのようにコツンと叩いても水が出ない。同じ勢いでバーを上に押し上げるとドバーッと強力に水が噴射され、おっととっと、となる。これがなかなか慣れない。18年の間に染み込んだ習慣はおいそれと矯正されない。

 ガスコンロはひねるタイプのスイッチではなくなった。電源を入れてスイッチを押すタイプだ。いきなりデジタル感たっぷりになったが、今までのように体の動きに連動したスピード感は無くなった。いついかなる時もスイッチを押してチチチチチッと点火されるまでの数秒を待たなければならない。これも慣れない。

 時間の経過とともに何かが壊れて新しいものに変わる、というその時に、同じ部品を使った同じ方式に変わるのでなく、異なった部品の異なった方式に変わる、というゆるやかな方法で、わが家はほんの少し変わった。慣れないが慣れるしか無い。

 おそらくわが家だけでなく、あちこちの家庭で会社で、慣れないが慣れるしか無い生活を送りながら、何かが変わって行くのだろうと思う。(三)


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フラクタルな午後

2015-03-16 08:26:20 | 日記
 急に雨が降ってきたある日、タリーズに飛び込んだ。通りの向かいのドトールが満員で注文待ちの列が店の外まで溢れ出していたからだ。当然タリーズも混んでいるだろうと思ったがタイミングの問題だったのかすんなり席を確保することができた。

 混んでいるので1人で2人掛けを専有してしまうのは迷惑だろうと窓際のカウンター席に滑り込んだ。見ればカウンターには点々とコンセントが用意されている。パソコンを出して電源を利用している人もいる。 私もiPadを取り出して触り始めると何とWiFiも使えるではないか。これは良い。

 東京オリンピックを意識したサービスなのか単にモバイラー増加に応えたものなのか。いずれにせよありがたいことだ。スマホのアプリにも電源利用が可能なカフェのありかを教えてくれるものが出ている。モバイル機器を持ち歩いて仕事をしている人達にとってはWiFiが使えて電源供給できるカフェと言えばオアシスのような場所だ。

 多くのカフェを渡り歩いているわけではないので確かなことは言えないが、私が入るオアシスのようなカフェではなぜかジャズがかかっている。その日飛び込んだタリーズにもジャズトランペットの音が鳴り響いていた。そのトランペットの音をものともせず耳に飛び込んでくるサラリーマン諸氏の会話は思わず苦笑いしてしまう内容だった。都心のオフィスビルに囲まれた場所ゆえだろうか。

「予算はいつああなったんですかね?まったく聞いていないうちに何であんなに大きく変わってるのか知ってます?あの内容はだれが実行責任を持つ話しなんですかね?」と激昂した声。

 または
「意味がわからない数字を背負っていつまでやれるかわからないっすよ。もう無理っす」とやけに気弱な声。
 
 さらに面白いのは別のテーブルの言葉に勇気づけられて会話が弾む人がいること。
「ほら向こうのテーブルの人もああ言ってるでしょ、おかしいですよ」

 4月から新しい体制に変わって新しい上司とつき合わなければならない人、新しい厳しい予算編成の中で頑張らなければならない人、様々だ。しかし、世界中どこへ行っても同じなのか日本だけのことなのかよくわからないが、業界も仕事内容も全く違う人達が、よく似た悩みを抱え、よく似た不満をもらし、最後はよく似たあきらめ顔をする。

 もし日本独特の構図なのだとすれば、日本には多くの職場で不満が蓄積する何らかの共通の構造が存在するということなのだろう。日本の国家から始まって企業や職場の中の小さな単位まで、共通の問題を抱えたいわゆるフラクタルな形があるのかもしれない。そこを克服しない限り日本が飛躍的な発展を遂げる道は無い。

 しかし、フラクタルであるがゆえに、どこかでひとたび変革が始まれば全体が一気に変わっていく可能性も秘めている。

 変化が訪れた後のカフェなら、たとえ急に雨が降り出したどんよりした天気の年度末の午後であっても、新年度への抱負を語る声があちこちから聞こえて来るに違いない。(三)


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3週間続ければ一生が変わる

2015-03-13 08:50:17 | 日記
「3週間続ければ一生が変わる」ことを提唱した、ロビン・シャーマという方がいらっしゃいます。
ロビン・シャーマは、リーダーシップ、エリート・パフォーマンス、自己発見に関する世界最高の権威のひとりで、CEO、経営者、そして世界でもっとも成功した何人かの人びとにとって、ロビンはまさにトップ管理職であり、人生のコーチでもあります。

あらたな習慣を身につけるには約21日かかります。でも、ほとんどの人は、ポジティブな生活の変化をつくりだすことを最初の2、3日であきらめてしまいます。古い行動を新しい行動に変えるときにはつきものの、ストレスや苦痛に耐えられなくなるのです。
新しい習慣は、新しい靴に似ています。最初の2、3日は、あまり履き心地がよくありません。でも、三週間くらいたつと慣れてきて、第二の皮膚のようになるでしょう。

問題は、もっと望ましい可能性があるときでも、そのメカニズムはものごとの現状を維持しようとすることです。だから、あらたな習慣を身につけ、さらに高いレベルの生活へ移るのをさまたげる重力を克服するのがむずかしいのです。
しかし、ロケットが発射直後の二、三分で使う燃料は、その後に飛ぶ50万マイル以上の距離で消費するより多いのとおなじで、最初の21日を乗り切れば、あらたな習慣を身につけてすすむのは、想像していたよりはるかに楽なことに気づくでしょう。

人生の質は、習慣の性質によってほぼ決まるのです。
イギリスの詩人、ジョン・ドライデンは、
「はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる」といっていますし、イギリスの小説家、ヴァージニア・ウルフは、
「習慣だけが、骸骨のように人間の体躯をささえている」と書いています。
古代ローマ時代の作家、プブリウス・シルスの時代を超越したことばは、
「習慣という帝国はなるほど強大だ」
といっています。

私は英単語の勉強等、毎日実践している習慣がいくつかあります。中には20年近く続いている習慣があります。その習慣については体が自然についてくる感覚がしています。日々行っていることは小さいですが、それを毎日積み重ねることによって、とてつもなく大きくなることを信じて、これからも毎日の習慣を持続させていきたいと思います。(横)

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花粉症

2015-03-12 10:37:24 | 日記
相変わらず寒暖の差が激しい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は毎年恒例の花粉症に悩まされております。今まで詳しく調べたことがなかったので、今回は花粉症について調べてみました。

■そもそも花粉症の原因は?
皆様ご存知のことと思いますが改めて書きますと、花粉が体内に侵入したとき、我々の体が異物を追い出そうとして発生します。ある意味では、花粉症を発症するということは免疫が(正常かどうかはともかく)活発に働いているということになります。

では、なぜ花粉症を発症する人としない人がいるのかといいますと、免疫が花粉を異物とみなさない場合もあるからです。
免疫は侵入した異物すべてに反応しているわけではなく、悪さをするかどうかを判断してから体外へ排除しようと機能します。花粉も同じく体内に侵入した際に免疫によって無害かどうかを判断されるのですが、それまでの生活環境や生活習慣によって花粉は有害であると判断してしまうことがあるのです。
しかも、一度は無害だと判断されたとしても、何度も侵入されることで「やはりこれは有害な異物だ」と判断されることもあるため、「去年は何ともなかったのに今年は花粉症だ…」ということが起こるのです。

また、温暖化にともなって花粉の飛散量も増えています。そのため、近年は花粉症の方が増加の傾向にあるのです。

■対処法
一番の対処法は、花粉が飛び始める前から耳鼻科に通院することのようです。花粉症が発症した後に症状を抑えることは難しいですが、発症前に適切な薬を飲むことで、症状が出る時期を遅らせ、症状自体もかなり軽減できます。そのため、花粉症なのであれば花粉が飛び始める前に耳鼻科に相談すると良いでしょう。

■放置すると…
なお、「所詮は花粉症」と甘く考えていると、発展して重大な病気になる、ということも考えられます。
目のかゆみに耐えかねて触ってしまうと、角膜が傷ついてしまいます。角膜が傷つくと、感染症のリスクが高まり、最悪の場合は視覚に障害が出るでしょう。
鼻づまりを放置すると、鼻にポリープができます。そうなると、慢性的に鼻がつまるようになり、ゆくゆくは嗅覚を喪失します。

ちょっと調べただけでもいろいろと情報が出てくるとってもポピュラーな花粉症ですが、甘く見たりせずにしっかりと対処をしたほうが良さそうです。とかいいつつ私はマスクと気合で乗り切ろうとしていますが、賢明な皆様はぜひお医者様に相談してください。

(つ)

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猫カフェ初体験からの。。。

2015-03-11 09:00:00 | 日記
先週末、子どもの発案で猫カフェに行ってきた。妻の母が犬を飼っていた為、これまで子供たちは犬と触れあう機会はあったが、猫に触ったことがなかった。小学2年生の娘が「猫に触ってみたい」と言い出し、じゃあ猫カフェに行ってみようということになったのだ。

私も猫カフェというものの存在は知っていたが、その実態は全く知らなかった。私の勝手な想像では、普通のカフェに猫がうろうろしている絵を想像していたが、全く違っていた。完全に猫と触れあうのがメインで、飲み物はオプション扱い。飲食の注文はなしでOKだった。

店に入ると、約8畳くらいの広さの部屋に猫が6ぴきくらい自由に動き回っていた。そこには人が使うテーブルや椅子はほとんどなく、キャットタワーや猫が上る為の板がいくつか壁に取り付けてあるだけだった。お客さんは皆、地べたに座ってそれぞれ猫じゃらしのようなおもちゃを手に持ち、猫の興味を引こうと振り回している。人の方から猫に寄っていくわけではなく、振り回しているおもちゃに寄ってくる猫をひたすら見て楽しむという感じだ。猫の方はというと、寝ている子がいたり、走り回っている子がいたり自由奔放だ。

私の子どもたちも猫じゃらしのようなおもちゃを振り回して、猫の気を引こうと一生懸命楽しんでいたが、いざ抱っこをしようとすると逃げられてしまう。最後に店員のお姉さんが猫を連れて来てくれて、抱かせてもらっていた。

猫カフェの帰り道。子どもたちとふらっとペットショップに寄ったところ、今度は子犬を抱かせてもらうことが出来た。子どもたちにとっては大満足な1日となった。

が、

この日の体験が子どもたちの心に火をつけてしまった。。。

「犬を飼いたい!!」

妻の母が飼っていた犬が亡くなってから、子どもたちが犬を飼いたいと言うようになったが、最近はその要求も落ち着いていた。

結局、翌日ペットショップへ行き、犬の代わりにハムスターを2ひきお買い上げ。ルルちゃんと、ロロちゃんと命名され、我が家の新しい家族となった。上司からは、『ハムスター→ハムスター→ハムスター→犬』と最後は結局、犬を飼うことになると思うよ。という予言を頂いた。

んっ。確かにそうなる気がしている。

(岳)

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