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散歩

 久しぶりに塾が早く終わったので、愛犬弁慶を伴って近所の散歩に出かけた。夕闇迫る時刻ではあったが、それなりに楽しかった。

  

愛知万博は終わっても、まだまだそこかしこに思い出は残っている。すぐ近所の家だが、モリゾーとキッコロが笑っている。彼らを覚えている人はだんだん少なくなっているだろう。
鴨は大勢川を泳いでいる。しかし、大雨のときに行方不明になった子鴨はあれから一度も見かけない。やっぱり、水に飲み込まれてしまったのだろうか・・・
箱型のスカイライン、今ではもうクラシックカーと呼んでもいいくらいだが、まだ現役で走っているようだ。シルエットはやっぱりかっこいい。私が初めて乗った車はケンメリのスカイラインだったので、skyline というロゴには今でも思い入れがある。

  

しばらく歩けば、いろんな建物が見えてくる。左は二重の塔であるがその中に何が納められているのかよく分からない。子供の時には人骨が集められているなどと噂があったが確かなことは分からない。中央は茶室で、年に1度か2度茶会が開かれるようだが、それ以外は閉鎖されたままである。実に勿体ない。右はポケベルのアンテナとして建てられたものだが、いまどきポケベルなんて持っている人はほとんどいないだろうから、今はいったい何に利用されているのだろう。

  

今さら言うのもなんだけど、さすがに陶器の町、いたるところに陶器が転がっている。左は橋の欄干にはめ込まれた陶板、鳥が描かれている。市内の橋にはこうした意匠が施されたものが多数ある。探してみると結構面白いかもしれない。いつか調べてみよう。
中央は、階段の側面に飾られた陶器の壁画である。市内の中学生がデザインしたものをもとにして作られているが大きくて立派なものである。
右は、何度か紹介した市内にいくつかある陶器の展示塔である。今は徳利が飾られていた。

  

かなり歩いて家の近くまで戻って来ると、さすがに工場が多くなる。左は陶器の原料である粘土を作っている工場の写真である。市内の陶器工場も閉鎖するところが多くなっているが、まだまだわが市の基幹産業であると思いたい。
真ん中はタイル工場の中に書かれていた落書きだが、ポルトガル語なのかスペイン語なのか私には分からない。このタイル工場には外国人の従業員が多数いて、彼らが書いたものなんだろうが、いったいなんて書いてあるのだろう?
右は、私の塾の横に建設された倉庫である。工事の大部分が終わったようで、荷物の搬入も始まっている。またこれは日を改めて、このブログで報告したい。

 でも、雨が降りそうな空模様ながら、なんとか町を一周できたのは日頃の行いがいいからだろうな、きっと。

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