毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
エイジング
妻を車に乗せてスーパーによく行くが、たいていの場合は駐車場で待っている。その時目立つのは、タクシーで買い物にやってくる老人の姿だ。タクシーでスーパーの入り口まで送ってもらい、帰りもタクシーで帰って行く、そんな老人が多い。タクシーの運転手も慣れた感じで、老人の乗り降りに手を添えたり、荷物を持ったりと丁寧な応対をしている。そういう光景を見るたびに色々考えさせられる。私の近所でもそうだが、八百屋というものが町からだんだん姿を消している。小さな店では大型店に対抗できるはずもなく、昔あった八百屋がほとんど姿を消してしまった。わずかに残った店も、年とった店主が細々と続けているだけで、いつ閉店してもおかしくない様子だ。こうした状況では、老人たちが食料を始めとした日用品を求めるのに、ちょっとそこの八百屋まで歩いていく、などと昔ながらの光景は望むべくもない。コンビ二もあるにはあるが、路地裏や遠隔地にはなく、本当に不便だろう。いったい、どうやって一人暮らしの老人たちは毎日の用を足しているのだろう、と心配になるが、それに対する一つの答えがタクシーで買い物に出かけるということなのだろう。
夕方、塾生を迎えにバスを走らせてると、デイケア施設の車とよくすれ違う。朝に迎えに行った老人を半日施設で預かり、夕方になるとまた車で送り返すというデイケア施設が、ここ数年私の市には多く作られた。施設の名前を大きく書いたワゴン車から、軽自動車を使って一人一人を送迎する施設まで色々あるようだが、運転や同乗している職員が皆若い。私の塾生でも、近年介護やリハビリといった分野に進もうとする生徒が多くなっている。大学や学科も増えてきているが、倍率は高く難関校も多い。そうした意欲あふれる若者が老人の世話をしようと心がけるのは頼もしい気がするが、老人人口が増え続ける日本では、人手がいくらあっても足りないような気がする。
ずっと以前だが、「エイジング」という言葉をラジオで耳にした。「加齢」とも「老化」とも訳されて、一定していない用語のようだが、その時聞いたのは老後をいかに過ごすかということを中心に研究している人の話だった。その人の「老後には3つの健康が必要です。3つの健康とは、体の健康・心の健康・財布の健康のことです」という話が印象に残った。
体の健康に関しては言うまでもないことだろう。持病など持たずにいつまでも元気でいられるに越したことはない。体が健康であれば、心の平穏をもたらし、あれこれと思い悩むことも少なくなるだろう。しかし、老いはどうしようもなく迫ってきて、病は避けられないものだ。そうした場合、治療費・入院費・介護費などと出費がかさむのは当然予測できる。出費がかさめば満足に医者にかかることもできなくなる場合もあるかもしれないから、そうした場合に備えてある程度の蓄えは持っていなければならないだろう。健康保険や介護保険などの制度があるとはいえ、それだけでは足りない場合だって出てくる。そういう意味で経済的な支えというものが、体の健康だけでなく、不安を少しでも取り除くといった意味で心の健康を維持するためには不可欠なものなのかもしれない。この3つの要素のどれか一つでも欠くわけにはいかず、バランスよくうまくかみ合うことが大切なのであろう。
我が家で老人といえば父だが、先日畑での作業中に、くぼみに足をとられて捻挫をしたらしい。昨日になって医者で膝に水がたまっていると言われ抜いてもらったそうだが、ずいぶん楽になったとい言っていた。元気だとばかり思っていた父でも、確実に体力は弱っているんだなと、身につまされる出来事であったが、まだまだ元気で暮らしていってもらいたい。
夕方、塾生を迎えにバスを走らせてると、デイケア施設の車とよくすれ違う。朝に迎えに行った老人を半日施設で預かり、夕方になるとまた車で送り返すというデイケア施設が、ここ数年私の市には多く作られた。施設の名前を大きく書いたワゴン車から、軽自動車を使って一人一人を送迎する施設まで色々あるようだが、運転や同乗している職員が皆若い。私の塾生でも、近年介護やリハビリといった分野に進もうとする生徒が多くなっている。大学や学科も増えてきているが、倍率は高く難関校も多い。そうした意欲あふれる若者が老人の世話をしようと心がけるのは頼もしい気がするが、老人人口が増え続ける日本では、人手がいくらあっても足りないような気がする。
ずっと以前だが、「エイジング」という言葉をラジオで耳にした。「加齢」とも「老化」とも訳されて、一定していない用語のようだが、その時聞いたのは老後をいかに過ごすかということを中心に研究している人の話だった。その人の「老後には3つの健康が必要です。3つの健康とは、体の健康・心の健康・財布の健康のことです」という話が印象に残った。
体の健康に関しては言うまでもないことだろう。持病など持たずにいつまでも元気でいられるに越したことはない。体が健康であれば、心の平穏をもたらし、あれこれと思い悩むことも少なくなるだろう。しかし、老いはどうしようもなく迫ってきて、病は避けられないものだ。そうした場合、治療費・入院費・介護費などと出費がかさむのは当然予測できる。出費がかさめば満足に医者にかかることもできなくなる場合もあるかもしれないから、そうした場合に備えてある程度の蓄えは持っていなければならないだろう。健康保険や介護保険などの制度があるとはいえ、それだけでは足りない場合だって出てくる。そういう意味で経済的な支えというものが、体の健康だけでなく、不安を少しでも取り除くといった意味で心の健康を維持するためには不可欠なものなのかもしれない。この3つの要素のどれか一つでも欠くわけにはいかず、バランスよくうまくかみ合うことが大切なのであろう。
我が家で老人といえば父だが、先日畑での作業中に、くぼみに足をとられて捻挫をしたらしい。昨日になって医者で膝に水がたまっていると言われ抜いてもらったそうだが、ずいぶん楽になったとい言っていた。元気だとばかり思っていた父でも、確実に体力は弱っているんだなと、身につまされる出来事であったが、まだまだ元気で暮らしていってもらいたい。
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