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祭り

 
 8日と9日はわが市の一大イベントのせともの祭りが開かれている。振り返ってみると、一昨年も昨年もここの記事にしている。読み直してみたが、今年と何も変わらず、まさに「千篇一律」という趣であり、ここにあえて書き加えることは何もない。しかし、私たちの生活を1年周期でとらえるなら、毎年同じ時期に同じことをするのは至極当然のことであり、それこそ日々の生活が順調に進んでいる証拠でもあるだろう。それを単調な暮らしととらえることもできようが、もうこの年齢になると、殊更目新しいことが起こってくれない方がいいような気もする。退嬰的かもしれないが、「静かな生活」をそろそろ目指してもいい頃なのかもしれない。(まあ、それもあくままでも能書きのようなもので、なかなかそうした枯淡の境地には達することはできないだろうが)

 
 
 本当に何も目新しいことはなかった。祭り会場も、朝早く生徒を迎えに行った時にはさほど混雑していなかった。しかし、天気はよかったのきっと多くの人が押し寄せたことだろう。今年は磁祖と呼ばれる加藤民吉が当市へ戻ってきて200年経つとかで、それを記念する陶器の皿などで作った民吉の人形が市の中央施設に飾られていた。(写真は前日に撮ったもの)
 3時まで小学生の模試を実施した後生徒を送って行き、これで8日の授業は終わった。5時近くなって弟家族がやって来て、わいわいやっていたら暗くなったので花火で遊んだ。7時過ぎにはお祭り好例の花火が打ち上げられて、それを見に行った。

 
 
 打ち上げ花火の様子は動画に貼り付けてみたが、庭で子供たちが遊んだ花火の様子はほほえましかった。花火で遊ぶのも2回目になるとかなり大胆になって、見ているこちらの方が心配になる。ただ面白かったのは、今年の夏にちょっとしたブームになったカエル足のサンダルを双子たちが履いていたことだ。塾の生徒でも何人か履いてくる生徒がいるが、まさか双子が履いているとは知らなかったので驚いた。履きやすそうで子供たちも気に入った感じがしたのでなかなかの優れものだなと感心した。
  
 毎年このお祭りが終わると秋がやって来ると実感したものだが、今年は少々様子が違う。さすがに朝夕は幾分か涼しくなったものの、日中の暑さは8月となんら変わらないような気がする。いったいいつまでこの馬鹿げた暑さが続くのか分からないが、一日でも早く暑さに悩まされない普通の日がやって来てほしいものだ。


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