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世界で一番・・

 雑誌「サライ」で連載されたクロスワード・パズルが厳選されて、「世界で一番難しいクロスワード・パズル」という一冊の本にまとめられた。私はその広告を新聞で見かけてすぐに書店に注文した。届いた本の帯には、『3日で1問解けたら合格!辞書を引かずに解けたら天才!制作した「ニコリ」も難しさに音を上げる難問揃いです』との文字が躍っている。さらには『ひまつぶしには難しすぎるので、大きな辞書とたっぷりの時間をご用意の上、心して挑戦してください』と注意書きがしてある。「ほほぉ~、相当の難問なんだなあ」とクロスワードにはちょっとばかりの自信がある私を刺激するには十分な文言だ。「いざ!」と試してみた。「初級」「中級」「上級」と並んでいるので、それぞれ1問ずつ解いてみたが、どうだろう、ちょっと看板倒れかな・・と思わないでもなかった。確かに一つ一つの言葉は精選されていて納得のいくものばかりであり、手強いことは手強い。しかし、現代には辞書以外にも Google というすばらしい武器がある。いざとなったら、ちょっとばかりググってみれば何とかなる。論より証拠、以下に上級問題を一問載せてみる。腕に覚えのある方はお試しあれ。


   『問い』二重枠に入った文字を枠A→枠Gの順に並べてできる言葉は何?

【ヨコのカギ】
 1 気心が通じている。○○○○の仲
 2 素人が集まってする野球や、競馬の頭につく
 3 操り人形。かいらい
 4 全身は無理だが、指先などが温められる小型の火鉢
 5 チーンと鳴らす仏具
 6 年末に市が立つ。その年の人気者が、押し絵になっているものなどがある
 8 昔の銭湯では、ほとんどこれは別料金。今は、とらないところが多い
10 全長3mほどの、スズキ目の魚
13 風光明媚だったり、温泉があったりで、季節には人が集まる。
14 「お菓子も出さず、○○○○で失礼しました」
16 囲碁で、相手から取り上げた石
17 問屋と小売り、生産者と問屋の間で商売をする
19 平安時代以降の貴族の乗り物。階級によって、唐車、雨眉の車、八葉の車など種類が異なった
20 北海道土産で頂戴することも多い、タラ科の海水魚
23 愛知県の市。日本最大の陶磁器の産地。陶都とも呼ばれる
24 赤ん坊が、○○の声をあげる

【タテのカギ】
 1 「月に叢雲、花に風」のように、表現形式が似ているふたつを並べる表現方法
 4 「○○○狂言」。泉鏡花の小説
 7 無頼派。明治39年、新潟生まれ
 9 はじめチョロチョロ、中パッパ・・・電気仕掛けでなく、これで飯を炊くときはコツがある
11 分泌する花もある
12 「○○○○の雨がやむとき」。昭和35年頃に大流行した。歌ったのは、西田佐知子
13 複式簿記で、勘定口座の左側。資本の減少などを記入する
15 眼鏡や、コンタクトレンズをつけていない目
16 春夏冬。○○○○繁盛
18 高位の宮廷女性が身につけた、準正装の上着
20 焚いて聞くもの。木所はこれの種類
21 今の午前、および午後2時頃
22 田河水泡に師事。大正9年生まれ。代表作の、海にちなんだ名をもつ家族は有名
25 町火消しが、振り回す
26 金剛峰寺や、弘法大師をさすこともある

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