毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
10月へ
松井秀喜がボストンレッドソックス最終戦にスタメン落ちした。途中代打での出場もなく、完全に試合に出なかった。シーズンも押し迫り10年連続の地区優勝が風前の灯火となっているチーム事情を考えれば、休養のためだとは考えにくい。この試合に松井が必要ではない、あるいは他の選手を選択したほうが better であるとトーリ監督が判断したと考えるのが順当であろう。
ひざ痛が明らかになって以来DHでの出場が多くなり、休養に充てるため試合を欠場したこともあった。打順も5番から6番に下がり始め、15日からのボストン戦は2試合とも6番打者であった。9月になってめっきり打てなくなり、この試合までの9月の成績は、出場12試合で40打数5安打(2塁打1本、3塁打1本、本塁打0)で打率1割2分5厘、打点3という惨憺たるものであった。チャンスに強いという評価などまるで過去のものであるかのように、とにかくチャンスで打てない。12日のブルージェイズ戦での1死満塁での犠牲フライが9月初打点であったし(その前の打席の満塁では三振・・)、タイムリーヒットは翌13日の初回2死1・2塁でのレフトへの2塁打まで1本もなかった。こんな状態ならいつスタメン落ちしてもおかしくなかったが、トーリ監督は辛抱強く松井を使い続けた。結果から見れば、何試合か欠場させて休養させた方がよかったのかもしれない。しかし、松井は出場した試合は全力でプレーを続けていた。ひざのことなどお構いなしに全速力でベースを駆け抜ける姿を見るたびに、「大丈夫か?!」と叫びたくなるほどだった。
実は私は、久しぶりのタイムリーヒットとなった2塁打は力強く振りぬけていたので、松井の不調は底を打ったのかな、という気がしていた。翌日のバーネットとの対戦でも、2アウト1・2塁で強烈な1塁ライナー(結果はアウト)を放っていたので、松坂との対戦を楽しみにしていた。第1打席は満塁で凡退してしまったが、当たりとしてはまずますだったし、第2打席では松坂から初ヒットとなるタイムリー3塁打を放った。これがHRにならなかったのはまだ本調子ではない表れだとは思ったが、長いトンネルはやっと抜けたと思っていた。
それなのにボストンとの第2戦では初回2アウト1・2塁でベケットの高めの球を強引に引っ張って1塁ゴロに倒れてしまうと、その後も精彩を欠き、チームも大敗を喫した。今年もう何度も繰り返し見てきたのと同じパターンで凡退した松井に、「引っ張りすぎだ」とこのところ苦言を呈していたトーリ監督が堪忍袋の緒を切らしてしまったのか、とうとうスタメン落ちとなった。
思えば今の松井は満身創痍であろう。骨折した左手首、肉離れした左太もも、さらには両膝の痛み、どこも念入りな手入れが必要なところばかりだ。こんな状態でよくやってると言えるかもしれない。しかし、「週刊文春」の記事で語っているように、
「いまはそんなことは言っていられない状況でしょう。ここでそんな泣き言を言っていたら、このチームにはいられない。だって九月のヤンキースは特別なチームになるんですから」
そんな中で打撃不振に陥っている松井に対するベンチの信頼がかなり揺らいでいるのも事実であろう。DHで使うにも打てなければ他の選手を使うのが当然である。何と言っても能力の高い選手がひしめいているチームだから、松井の代役はいくらでもいる・・。
だが、それはほんの数試合のレベルでのことだろう。シーズンを通して、しかも大事な試合、どうしても勝たなければならない試合で、松井以上に力を発揮できる選手など、キャプテン・ジーターを除いたら誰もいない。それはチームの誰もが知っていることだ。地区優勝はかなり厳しいが、ポストシーズンに進む可能性は高い現在、そうした松井の底力を知り尽くしているトーリ監督が「10月を目標にして、今はコンディションを整えてほしい」と松井の復調に期待を寄せていると考えることはできるだろう。こうした深謀遠慮の結果がボストン最終戦でのスタメン落ちだと私は考えたい。
松井よ、とにかく体の状態を少しでもよくして、10月のポストシーズンでの大活躍を期そうではないか!
頼むぞ!!
ひざ痛が明らかになって以来DHでの出場が多くなり、休養に充てるため試合を欠場したこともあった。打順も5番から6番に下がり始め、15日からのボストン戦は2試合とも6番打者であった。9月になってめっきり打てなくなり、この試合までの9月の成績は、出場12試合で40打数5安打(2塁打1本、3塁打1本、本塁打0)で打率1割2分5厘、打点3という惨憺たるものであった。チャンスに強いという評価などまるで過去のものであるかのように、とにかくチャンスで打てない。12日のブルージェイズ戦での1死満塁での犠牲フライが9月初打点であったし(その前の打席の満塁では三振・・)、タイムリーヒットは翌13日の初回2死1・2塁でのレフトへの2塁打まで1本もなかった。こんな状態ならいつスタメン落ちしてもおかしくなかったが、トーリ監督は辛抱強く松井を使い続けた。結果から見れば、何試合か欠場させて休養させた方がよかったのかもしれない。しかし、松井は出場した試合は全力でプレーを続けていた。ひざのことなどお構いなしに全速力でベースを駆け抜ける姿を見るたびに、「大丈夫か?!」と叫びたくなるほどだった。
実は私は、久しぶりのタイムリーヒットとなった2塁打は力強く振りぬけていたので、松井の不調は底を打ったのかな、という気がしていた。翌日のバーネットとの対戦でも、2アウト1・2塁で強烈な1塁ライナー(結果はアウト)を放っていたので、松坂との対戦を楽しみにしていた。第1打席は満塁で凡退してしまったが、当たりとしてはまずますだったし、第2打席では松坂から初ヒットとなるタイムリー3塁打を放った。これがHRにならなかったのはまだ本調子ではない表れだとは思ったが、長いトンネルはやっと抜けたと思っていた。
それなのにボストンとの第2戦では初回2アウト1・2塁でベケットの高めの球を強引に引っ張って1塁ゴロに倒れてしまうと、その後も精彩を欠き、チームも大敗を喫した。今年もう何度も繰り返し見てきたのと同じパターンで凡退した松井に、「引っ張りすぎだ」とこのところ苦言を呈していたトーリ監督が堪忍袋の緒を切らしてしまったのか、とうとうスタメン落ちとなった。
思えば今の松井は満身創痍であろう。骨折した左手首、肉離れした左太もも、さらには両膝の痛み、どこも念入りな手入れが必要なところばかりだ。こんな状態でよくやってると言えるかもしれない。しかし、「週刊文春」の記事で語っているように、
「いまはそんなことは言っていられない状況でしょう。ここでそんな泣き言を言っていたら、このチームにはいられない。だって九月のヤンキースは特別なチームになるんですから」
そんな中で打撃不振に陥っている松井に対するベンチの信頼がかなり揺らいでいるのも事実であろう。DHで使うにも打てなければ他の選手を使うのが当然である。何と言っても能力の高い選手がひしめいているチームだから、松井の代役はいくらでもいる・・。
だが、それはほんの数試合のレベルでのことだろう。シーズンを通して、しかも大事な試合、どうしても勝たなければならない試合で、松井以上に力を発揮できる選手など、キャプテン・ジーターを除いたら誰もいない。それはチームの誰もが知っていることだ。地区優勝はかなり厳しいが、ポストシーズンに進む可能性は高い現在、そうした松井の底力を知り尽くしているトーリ監督が「10月を目標にして、今はコンディションを整えてほしい」と松井の復調に期待を寄せていると考えることはできるだろう。こうした深謀遠慮の結果がボストン最終戦でのスタメン落ちだと私は考えたい。
松井よ、とにかく体の状態を少しでもよくして、10月のポストシーズンでの大活躍を期そうではないか!
頼むぞ!!
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