毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
最悪!!
たしか先週の初めに見た郷ひろみのCM。何とあの松田聖子の「青い珊瑚礁」の歌詞を「あ~~、あなたの髪は~~」と白髪染めのCMにふさわしく替えて歌っている・・。
いくら何でもありの芸能界だといっても、さすがにこのCMを見た時は、開いた口がふさがらなかった。CM製作発表の席で、「どのくらいのインパクトを与えられるか協力したかった」と語ったように確かにインパクトは物凄いものがある。あまりにすごすぎて、何の製品を売るためのCMなのか、まるで記憶に残らないほどだ。
「生まれ変わったら一緒になろうね」という松田聖子の有名な言葉を残して、破局を迎えた2人だったが、そのときの騒動は、2人にあまり関心のなかった私でもよく覚えている。郷ひろみの熱烈なファンであったという松田聖子が念願を果たす寸前になって別れてしまうのだから、芸能界の人気スター同士のカップルはなかなかうまくいかないものなんだなあ、と思ったものだ。その後の松田聖子の無軌道ぶりはこの時のショックから立ち直れないからなのか、と思わせるほどだった。近藤真彦と別れた中森明菜、横綱貴乃花と別れた宮沢りえも長くその痛手を払拭できないでいたが、松田聖子はその後の奔放な男性関係ばかりが目立って、色々なゴシップを見聞きするたびに、私は「まったく・・」と眉をひそめるばかりだった。
そんな上っ面な経緯しか知らない私でさえ、このCMを見て驚いたくらいだから、世の中にごまんといるかつての、また現在の郷ひろみファン・松田聖子ファンはこのCMをどんな気持ちで見るのだろう。「もう20年以上も昔のことだから、これくらいどうってことないよ」とか「いつまでも過去に拘らない男だね」と郷ひろみを評価する向きもあるかもしれないから、私があれこれ文句を言う筋合いではないかもしれない。しかし、このCMを見てすぐに「バカか!」と画面に向かって私が怒鳴ってしまったのはなぜだろう。昨今流行の自虐ネタにしてはあまりにあっけらかんとしているし、己の愚かさを売り物にしている若手タレントに感じるやるせなさもない。もう突き抜けているというか、なんの衒いもなく「あ~~、あなたの髪は~」と歌い出すのだから、見事だとさえ言えるほどだ。
だが、私にはどうしても我慢ができない。郷ひろみにとって、松田聖子と過ごした時間は美しい思い出ではないのだろうか。私はてっきりそうだと思っていた。だからこそ、いくら20年以上の歳月が過ぎたとはいえ、その思い出を切り売りするような行為に対して、思い出を蹂躙する暴挙であると感じたのかもしれない。さらには、彼ら2人の関係を超えて、誰にでも1つや2つはあるだろう、記憶の中のサンクチュアリとも呼ぶべき思い出を、何のためらいもなく土足で踏み荒らすような郷ひろみの節操のなさに憤慨したのかもしれない。露悪趣味と言ってもいいような行為は、真剣に過ごした過去の時間に対してあまりに失礼ではないか、そんな思いが心の中に募ったのだろう。
八神純子に「思い出は美しすぎて」という曲がある。その詞の一節に、
思い出は美しすぎて
それは悲しいほどに
もう今は別々の夢
二人追いかける
とある。美しい思い出は、そっとしておいて決して触れてはならないものだ。そのあたりの機微を郷ひろみは理解していない。
さらに言えば、郷ひろみと松田聖子の恋愛の思い出は、二人だけのものではなく、二人のファン共通の思い出かもしれない。それなのに、ファンあっての芸能人という基本を無視して、多くのファンの気持ちを逆なでするような愚挙を犯してしまうのだから、このCMだけはもう二度と見たくない。
まあ、こんなことが平気でできる郷ひろみを真剣に相手にする私が間違っているのだろうが、それにしても、会見の最後を「渚のバルコニーで待ってる人がいるんで…」と締めくくったという郷の愚かさは如何ともしがたい。
いくら何でもありの芸能界だといっても、さすがにこのCMを見た時は、開いた口がふさがらなかった。CM製作発表の席で、「どのくらいのインパクトを与えられるか協力したかった」と語ったように確かにインパクトは物凄いものがある。あまりにすごすぎて、何の製品を売るためのCMなのか、まるで記憶に残らないほどだ。
「生まれ変わったら一緒になろうね」という松田聖子の有名な言葉を残して、破局を迎えた2人だったが、そのときの騒動は、2人にあまり関心のなかった私でもよく覚えている。郷ひろみの熱烈なファンであったという松田聖子が念願を果たす寸前になって別れてしまうのだから、芸能界の人気スター同士のカップルはなかなかうまくいかないものなんだなあ、と思ったものだ。その後の松田聖子の無軌道ぶりはこの時のショックから立ち直れないからなのか、と思わせるほどだった。近藤真彦と別れた中森明菜、横綱貴乃花と別れた宮沢りえも長くその痛手を払拭できないでいたが、松田聖子はその後の奔放な男性関係ばかりが目立って、色々なゴシップを見聞きするたびに、私は「まったく・・」と眉をひそめるばかりだった。
そんな上っ面な経緯しか知らない私でさえ、このCMを見て驚いたくらいだから、世の中にごまんといるかつての、また現在の郷ひろみファン・松田聖子ファンはこのCMをどんな気持ちで見るのだろう。「もう20年以上も昔のことだから、これくらいどうってことないよ」とか「いつまでも過去に拘らない男だね」と郷ひろみを評価する向きもあるかもしれないから、私があれこれ文句を言う筋合いではないかもしれない。しかし、このCMを見てすぐに「バカか!」と画面に向かって私が怒鳴ってしまったのはなぜだろう。昨今流行の自虐ネタにしてはあまりにあっけらかんとしているし、己の愚かさを売り物にしている若手タレントに感じるやるせなさもない。もう突き抜けているというか、なんの衒いもなく「あ~~、あなたの髪は~」と歌い出すのだから、見事だとさえ言えるほどだ。
だが、私にはどうしても我慢ができない。郷ひろみにとって、松田聖子と過ごした時間は美しい思い出ではないのだろうか。私はてっきりそうだと思っていた。だからこそ、いくら20年以上の歳月が過ぎたとはいえ、その思い出を切り売りするような行為に対して、思い出を蹂躙する暴挙であると感じたのかもしれない。さらには、彼ら2人の関係を超えて、誰にでも1つや2つはあるだろう、記憶の中のサンクチュアリとも呼ぶべき思い出を、何のためらいもなく土足で踏み荒らすような郷ひろみの節操のなさに憤慨したのかもしれない。露悪趣味と言ってもいいような行為は、真剣に過ごした過去の時間に対してあまりに失礼ではないか、そんな思いが心の中に募ったのだろう。
八神純子に「思い出は美しすぎて」という曲がある。その詞の一節に、
思い出は美しすぎて
それは悲しいほどに
もう今は別々の夢
二人追いかける
とある。美しい思い出は、そっとしておいて決して触れてはならないものだ。そのあたりの機微を郷ひろみは理解していない。
さらに言えば、郷ひろみと松田聖子の恋愛の思い出は、二人だけのものではなく、二人のファン共通の思い出かもしれない。それなのに、ファンあっての芸能人という基本を無視して、多くのファンの気持ちを逆なでするような愚挙を犯してしまうのだから、このCMだけはもう二度と見たくない。
まあ、こんなことが平気でできる郷ひろみを真剣に相手にする私が間違っているのだろうが、それにしても、会見の最後を「渚のバルコニーで待ってる人がいるんで…」と締めくくったという郷の愚かさは如何ともしがたい。
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