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落花生

 親戚から落花生を二袋もらった。私の大好物なので、一袋はあっと言う間に食べてしまった。そうか、ブログの記事にすればよかったのかと気付いて、残り一袋の写真を撮ってみた。


千葉県産の落花生は実においしい。硬すぎず柔らかすぎず、まさに噛むのに最適な硬さだ。噛んでいるうちに口中に豆のエキスが広がる。こうなるともう止まらない。殻を割るのがもどかしいが、その殻も適度な硬さで指に少し力を入れればきれいに割れる。出てくる豆粒を覆っている赤茶色のうす皮をどうするか。指先でひねれば簡単にはがれるものだが、食べるのに夢中になるとその間もじれったくて、うす皮を付けたまま口に入れてしまう。豆の味だけ味わうにはうす皮がない方がおいしいに決まっているが、うす皮は香ばしくもあるので付いたままでもさほど苦になるものではない。

 

殻付きの落花生は大きな袋に入っていても、実際の豆の数は少ない。豆だけを一気に頬張ってボリボリと何分もかかって食べつくしたいなら、やはりバターピーナッツを一袋買ってくるのが一番だろう。しかし、問題なのはコンビニなどで売っているバターピーナッツは、中国産の落花生を使っているものが多いことだ。中国の食品の安全性に対する疑問がここまで大きくなってしまうと、とても中国産の落花生など食べる気にならない。バターピーナッツを買うには、まず落花生の産地を確かめることから始めなければならない。

 

実を言えば、バターピーナツよりも亀田の「柿の種」の方が好きだ。少し前は夜コンビニに行っては一袋買ってきて、一気に全部食べてしまったことがよくあった。最近は寝る前に物を食べないようにしているので、とんとご無沙汰していたが、久しぶりに買って来て食べてみたところ、当たり前だが本当においしい。柿の種(あられ)と落花生が絶妙な割合でブレンドされていて、柿の種の辛さと落花生の甘さが程よく絡みあう。パリパリポリポリと噛んでいると、何重にもうまみを味わうことができて、まったく幸せな気持ちになる。
 と、ここまで書いてきて「落花生」の語源が気になって調べてみた。すると、
「実が落ちた子房の部分の下の部分が伸びて地中に潜り実ができることに由来する」
さらに、
「落花生とピーナッツは同じものであるが、日本では主に皮のついたものを『落下生』と呼び、皮を剥いて味付けしたものを『ピーナッツ』と呼ぶことが多い」
とあった。そんなことなど知らずに書いてきたが、うまく使い分けができているだろうか・・。

 昔は落花生を高く投げ上げても口でうまくキャッチできた。もう随分やってないから自信はないけれど、試してみて、それを動画に撮ってここに貼り付けるのも面白いかなとは思うが、「食べ物で遊んではいけません」という声が天から聞こえてきそうなのでやめておこう。
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