毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
華
娘が半年振りに帰ってきた。春先に少しの間帰ってきて以来久しぶりに顔を見た。別段何の変化もなかったが、今回は大学院入試に合格した報告もかねての帰郷であるため、少しはうれしそうな顔をしているのかと思っていた。だが、そんな雰囲気は微塵も感じられなかった。娘の中ではもう既定の路線であり、何も改めて騒ぐほどのことでもないようだ。ただ、「これ見る?」と言って、「大学院合格証」と印刷されたペラペラのわら半紙を手渡してくれただけだった。「なんだ、この安っぽい紙は・・」と私が驚いたくらい、何の有り難味も感じられない合格証だった。
しかし、娘はいったい何の研究をしているのだろう。親戚からよくたずねられるが、いつも適当にごまかしている。娘に聞いてもちゃんと答えてくれないので謎のままである。まあ、私がする研究でもないから、何だってかまわないが、それではちょっと対外的に問題があるかもしれないと思って、もうちょっと合格証をよく読んでみた。すると、
専攻名:応用生物科学 専門種目名:生体機構学
と書いてあった。ふ~ん、そうなのか・・。こんなものを見たって何も分からないが、家に帰って来る前に大学の農場で1週間牛の世話をしてきたと言っていたから、多分動物に関する研究をしているんだろう。卒業論文に必要な資料として持ち帰った何枚かのコピーをチラッと見たが、まるでチンプンカンプン、英文も専門用語の羅列でとても読む気になれない。ここまで私の興味とかけ離れたことを研究しているのなら、かえって平気な顔をして「難しいことをやってるみたいだよ」と答えればいいかもしれない。そうしたら、相手もそれ以上聞いてこないだろうし、「すごいな」という印象しか与えないから、親としては都合がいい気がする。
数日前に金沢へ旅行に行ったとかで、土産をくれた。「メジャー 松井秀喜 サブレ」。以前松井秀喜記念館へ行った人から同じサブレをもらったことがあったので、
「記念館に行ったの?」とたずねてみたら、
「そんな時間なかったから行ってない。これは金沢駅に売ってたよ」
と答えた。なるほど今では金沢の名物になっているのか!最近の松井に対する私の心配など笑い飛ばせ!とでも言っているような松井のイラストが可笑しい。そうだよな、何の心配も要らないよなあ・・。
それにしても娘が帰ってくると花が咲いたように家の中が明るくなる。ぺちゃくちゃとりとめもないことをしゃべり続けているのを聞いているだけで、元気になれる。息子の場合とはまた違った趣があって、娘が家にいると華があっていい。ただし、やたらうるさい。とにかくうるさい。娘だけでなく、妻も高い声を出してケラケラ笑いながら喋っているので、かまびすしさが倍になって勘弁してよと言いたくなる。まあ、それも今では年に数日しかないことだから、喜んで我慢すべきことなんだろうが。
金曜くらいまでいるらしいから、それまで専門のお話でもレクチャーしてもらおうかと思ったりするが、たぶん途中でお互いにイヤになってしまうだろうから、余分なことは言わず、娘のいうことだけを聞いていることにしよう。まずは、ささやかな合格祝いとして、新しい携帯電話を買ってやった。
DOCOMOのP904i だそうだが、やたらかっこいい。欲しいな・・。
しかし、娘はいったい何の研究をしているのだろう。親戚からよくたずねられるが、いつも適当にごまかしている。娘に聞いてもちゃんと答えてくれないので謎のままである。まあ、私がする研究でもないから、何だってかまわないが、それではちょっと対外的に問題があるかもしれないと思って、もうちょっと合格証をよく読んでみた。すると、
専攻名:応用生物科学 専門種目名:生体機構学
と書いてあった。ふ~ん、そうなのか・・。こんなものを見たって何も分からないが、家に帰って来る前に大学の農場で1週間牛の世話をしてきたと言っていたから、多分動物に関する研究をしているんだろう。卒業論文に必要な資料として持ち帰った何枚かのコピーをチラッと見たが、まるでチンプンカンプン、英文も専門用語の羅列でとても読む気になれない。ここまで私の興味とかけ離れたことを研究しているのなら、かえって平気な顔をして「難しいことをやってるみたいだよ」と答えればいいかもしれない。そうしたら、相手もそれ以上聞いてこないだろうし、「すごいな」という印象しか与えないから、親としては都合がいい気がする。
数日前に金沢へ旅行に行ったとかで、土産をくれた。「メジャー 松井秀喜 サブレ」。以前松井秀喜記念館へ行った人から同じサブレをもらったことがあったので、
「記念館に行ったの?」とたずねてみたら、
「そんな時間なかったから行ってない。これは金沢駅に売ってたよ」
と答えた。なるほど今では金沢の名物になっているのか!最近の松井に対する私の心配など笑い飛ばせ!とでも言っているような松井のイラストが可笑しい。そうだよな、何の心配も要らないよなあ・・。
それにしても娘が帰ってくると花が咲いたように家の中が明るくなる。ぺちゃくちゃとりとめもないことをしゃべり続けているのを聞いているだけで、元気になれる。息子の場合とはまた違った趣があって、娘が家にいると華があっていい。ただし、やたらうるさい。とにかくうるさい。娘だけでなく、妻も高い声を出してケラケラ笑いながら喋っているので、かまびすしさが倍になって勘弁してよと言いたくなる。まあ、それも今では年に数日しかないことだから、喜んで我慢すべきことなんだろうが。
金曜くらいまでいるらしいから、それまで専門のお話でもレクチャーしてもらおうかと思ったりするが、たぶん途中でお互いにイヤになってしまうだろうから、余分なことは言わず、娘のいうことだけを聞いていることにしよう。まずは、ささやかな合格祝いとして、新しい携帯電話を買ってやった。
DOCOMOのP904i だそうだが、やたらかっこいい。欲しいな・・。
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