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風力発電キット

 「大人の科学」を久しぶりに買った。今回の付録は「風力発電キット」。そよ風でも翼が回って電気を起こし、先端に付けられたLDEが光るというものだ。細かい仕組みなど私に分かるはずもないが、面白そうなので買ってみた。


 本を開いてみたら、20分くらいで出来上がるとあった。これなら、冬期講習でほとんど時間のとれない今でもなんとかなるな、と授業が終わると急いで組み立て始めた。
 
 ①発電機とLEDを組み立て、旋回装置を作る。

  

 このLEDは最も消費電力の少ない赤色を発光する。発光する風速は約0.8m/sで、その時には一分間に320回転するらしい。これがどれだけの能力なのか私には判定できないが、完成した暁には実感できるだろうから楽しみだ。
 
 ②ブレード(翼)を付け、ハブを発電気の軸に差す。

  

 ハブに両面テープを使って、ブレードを3枚付ける。細かい作業は好きではないし、両面テープの粘着力がとても強くて指にくっついて思ったよりも苦労したが、なんとか3枚付けることができた。昔と比べると忍耐力がかなりついたように思う。

③設置


 支柱はペットボトルに取りつけられるようになっているので、2リットル入りのペットボトルに水を満たして、支柱をねじこんだ。乗せ台にペットボトルとはいい工夫だ。
 一応これで完成した。思った以上に早く終わった。さっそく庭先に置いてみたところ、そんなに都合よく風が吹いてはくれなかった。北風がピーピー吹いてもいい頃なのに、どういうわけだろう、意地悪をしているのだろうか・・。このままボーっと見ていっても埒が明きそうもないので、そのまま放置しておいた。
 少したって家に戻ったら、くるくる回っているのが見えた。だが、残念なことに、LEDの発光は確認できなかった。少しぐらい回っただけでは発電しないようだ。発電するためには1分間に320回転が必要なので、1秒で5回転以上しなければならない計算になる。微風ぐらいでは足りないのかもしれない。それでも、夜になったら発光が確認しやすくなるだろうと楽しみに待ったが、相変わらず風は吹かず、LED も光らなかった。仕方ないから、明るいうちに撮っておいた動画を載せてみる。




ちゃんと発光している動画が撮れたら、差し替えるつもりだ。

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