毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
火星
火星が地球に接近中なのだそうだ。登録している携帯サイト「ウエザーニュース」の記事で知った。その記事を載せてみる。
『現在、火星が地球に接近中です。
2003年に6万年ぶりの大接近を見せた火星。今回は中接近ですが、いつもより十分大きく見えるのでぜひ注目してみて下さい』
さらには、火星が地球に接近する仕組みが解説してあった。それをまとめると、「地球の外側を回っている火星の公転周期は687日で、365日で太陽の周りを回る地球とはおよそ2年2ヶ月ごとに接近することになる。ただ、火星の公転軌道は楕円形なため、軌道のどの位置で並ぶかによって地球との距離が変わって、大接近(2003年)・中接近(2005・2007年)・小接近(2012年)となる」
今回の火星と地球の距離が6900万㌔なのに対し、2005年は5500万㌔という6万年ぶりの大接近だったというので、当時しっかり火星を観察した記憶がないのは、とても残念なことをした。まあ、火星だけに限らず、色んなものと出会う機会があったにもかかわらず、忙しさにかまけ、迂闊にもチャンスを逸したものは他にも数多くあっただろうから、後悔したところで仕方ないのだが・・。
それでも、今回は運良く火星の接近の情報を手に入れることができた。この機会を逃すわけには行かない。19日がピークだったようだが、まだまだ大きく見ることはできるだろう、と早速外に出て寒空を眺めてみた。私は星を見るのが好きだ。大体の星座も見つけることができるので、空を見上げれば赤く輝く星などすぐに見つけられると、ちょっと己を過信していた。しかし、見つけられなかった。あてずっぽうでぐるぐる見回したが、見当さえ付かなかった。「そんなの当たり前だよな・・」と訳の分からぬ負け惜しみを言いながら、携帯で「ウエザーニュース」を開いて火星の見つけ方を調べてみた。すると図まで付いて丁寧に説明がしてあった。
火星は左図のようにふたご座の足元付近にあるのだが、オリオン座を目印にしたほうが見つけやすいかもしれない。オリオン座の右肩の1等星ベテルギウスから天頂へと視線を移すと、赤く光る星が見える、それが火星だ。火星の明るさは等級で言えば-1.6等星で、南の空の下に輝くおおいぬ座のシリウスと同じくらい明るく見えるので、オリオン座さえ見つけられれば火星を見つけるのは本当に簡単だと思う。今はびっくりするくらい赤く光っている。
あまりに明るいので、これなら写真に写せるだろうと思って撮ってみた。
思ったほどきれいには写らなかったが、それでも写真中央にぼんやりと赤く写っているのが見える。実際に肉眼で見ると、この何倍も大きく、明るく光っているように見える。見ていると、神々しささえ感じられるほど美しかったので、寒さで体が冷え切ってしまいそうになるまで思わず見入ってしまった。
一度見つけてしまえば次に見つけるのは簡単だ。これからしばらくは夜空を見上げるのが楽しくなりそうだ。
(小学生の頃に買った天体望遠鏡はどこにあるんだろう。見つけ出してもっとはっきり火星を見たいと思うのだが・・)
『現在、火星が地球に接近中です。
2003年に6万年ぶりの大接近を見せた火星。今回は中接近ですが、いつもより十分大きく見えるのでぜひ注目してみて下さい』
さらには、火星が地球に接近する仕組みが解説してあった。それをまとめると、「地球の外側を回っている火星の公転周期は687日で、365日で太陽の周りを回る地球とはおよそ2年2ヶ月ごとに接近することになる。ただ、火星の公転軌道は楕円形なため、軌道のどの位置で並ぶかによって地球との距離が変わって、大接近(2003年)・中接近(2005・2007年)・小接近(2012年)となる」
今回の火星と地球の距離が6900万㌔なのに対し、2005年は5500万㌔という6万年ぶりの大接近だったというので、当時しっかり火星を観察した記憶がないのは、とても残念なことをした。まあ、火星だけに限らず、色んなものと出会う機会があったにもかかわらず、忙しさにかまけ、迂闊にもチャンスを逸したものは他にも数多くあっただろうから、後悔したところで仕方ないのだが・・。
それでも、今回は運良く火星の接近の情報を手に入れることができた。この機会を逃すわけには行かない。19日がピークだったようだが、まだまだ大きく見ることはできるだろう、と早速外に出て寒空を眺めてみた。私は星を見るのが好きだ。大体の星座も見つけることができるので、空を見上げれば赤く輝く星などすぐに見つけられると、ちょっと己を過信していた。しかし、見つけられなかった。あてずっぽうでぐるぐる見回したが、見当さえ付かなかった。「そんなの当たり前だよな・・」と訳の分からぬ負け惜しみを言いながら、携帯で「ウエザーニュース」を開いて火星の見つけ方を調べてみた。すると図まで付いて丁寧に説明がしてあった。
火星は左図のようにふたご座の足元付近にあるのだが、オリオン座を目印にしたほうが見つけやすいかもしれない。オリオン座の右肩の1等星ベテルギウスから天頂へと視線を移すと、赤く光る星が見える、それが火星だ。火星の明るさは等級で言えば-1.6等星で、南の空の下に輝くおおいぬ座のシリウスと同じくらい明るく見えるので、オリオン座さえ見つけられれば火星を見つけるのは本当に簡単だと思う。今はびっくりするくらい赤く光っている。
あまりに明るいので、これなら写真に写せるだろうと思って撮ってみた。
思ったほどきれいには写らなかったが、それでも写真中央にぼんやりと赤く写っているのが見える。実際に肉眼で見ると、この何倍も大きく、明るく光っているように見える。見ていると、神々しささえ感じられるほど美しかったので、寒さで体が冷え切ってしまいそうになるまで思わず見入ってしまった。
一度見つけてしまえば次に見つけるのは簡単だ。これからしばらくは夜空を見上げるのが楽しくなりそうだ。
(小学生の頃に買った天体望遠鏡はどこにあるんだろう。見つけ出してもっとはっきり火星を見たいと思うのだが・・)
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