ハスとひまわり

　お千代保稲荷に参拝した。今まで夏期講習が無事済んできたお礼と、残りの期間も恙無く過ごせるよう祈願してきた。
　先月は、大賀ハスを見るため初旬だけでなく中旬にも参拝したが、思いは叶わず、さして綺麗な花を見ることができなかった。それは少々残念な思いとして残っていたが、昨日はその思いが解消できるだけの見事なハスの花を見ることができた。もちろん観賞期間の終わった大賀ハスではなく、路傍のハス畑ではあったが・・。

　

　これだけ群生していると見事だ。観賞用に育てられてはいないため、近くまで寄って行くのは憚られたが、遠目で見ても十分ハスの美しさを味わうことができた。思わず車で通り過ぎてしまいそうだったが、先月の無念さが導いてくれたような気がする。

　さらに行くと、インター近くの休耕田にひまわりが大量に花を咲かせているのに出会った。

　
　

　春には菜の花、秋にはコスモスが一面咲き乱れていて、このブログでもその様子を記事にしたことは何度かあるが、夏にひまわりが咲いているのは初めて見かけた。車から降りて写真を撮ったのだが、「ひまわり畑」というのは今までに見たことがなかったので、少なからず興奮した。大量のひまわりがすべて同じ方向を向いているのは面白かった・・。


　
　雲に覆われてさほど暑い日でなかったのも幸いしたが、ゆっくりハスとひまわりの美しさを堪能できたのは、少しばかりささくれ立っていた私の心を和ませるには十分だった。