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釈迦堂遺跡博物館

 忍野八海を出て、次にどこへ行こうというあてもなく、車を走らせていたら、いつの間にか中央道のインター近くまで来てしまった。こうなったら一旦高速道路に入って、どこかよさそうな所を見つけた方がいいだろうということになって、午後の1時過ぎには中央道を走っていた。
 しばらく走って、釈迦堂という名のサービスエリアで飲み物を買うことにした。すると、売店の近くに「釈迦堂遺跡博物館には階段を上っていけば3分で着きます」という小さな看板を見つけた。
「高速道路に博物館?」
と珍しい組み合わせに興味を引かれた。
「行ってみるか?」
妻を誘ったところ、車を降りてきたので、覗いてみることになった。

 「迦堂遺跡博物館は、中央自動車道の建設工事に伴う発掘調査により出土した縄文時代の出土品を保存・展示するための施設として、1988年(昭和63年)11月3日にオープンした。鉄筋2階建て、総面積1,449平方メートル。山梨県内の旧一宮町(現笛吹市)・勝沼町域(現甲州市)にかけて分布する釈迦堂遺跡群の土偶や土器、石器類などの出土品を主な展示物とする」
とWikipediaにある。場末の博物館ぽくはあるものの、その展示品はかなりのものだった。幸いなことに写真撮影禁止ではなかったので、主だったものを以下に貼ってみる。

石器
  

土器
  

土偶
 


 出土数の多さに圧倒されてしまう。私たちより他に見学者がいないのでゆっくりできたのもよかった。

  


縄文時代の人々の暮らしぶり
 


 しかし、やっぱり一番目を引いたのが、「これぞ縄文土器!!」と呼びたくなる水煙土器!



 偶然にしても、これだけの出土品にお目にかかれるなんて実に幸運だった。
 これからは、遺跡巡りもいいかもね・・。

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