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モーリー

 タコを飼うつもりで用意した水槽に、やっと住人を入れることができた。
 日曜日にお稲荷さんを参拝し、円空仏を見学する前に立ち寄ったショッピングセンター内にあるペットショップ、金魚にするか熱帯魚にするか決めかねていたが、売り場の水槽をいくつか眺めていたら、熱帯魚に挑戦してみようという気になった。しかし、なんと言っても熱帯魚を飼うのは初めてのことであり、なによりも飼いやすさを優先するべきだろうと考えて選んだのが、「モーリー」という種類。流金のような形をしていて、熱帯魚ぽくないのが気に入った。しかも、黒・白・赤と三色そろっていて、見映えもよさそうだ。係の人に聞いたら濾過装置さえ付いていれば世話はエサをやるだけで済むという。それならいくら面倒くさがりの私でも飼えるだろうと、試してみることに決めた。60cmの水槽なら、30匹くらいは飼えると言われたが、いくらなんでも最初からそれは多すぎる気がしたので、黒・白・赤をそれぞれ5匹ずつ、合計15匹買った。それと「水槽のお掃除屋さん」と紹介があった「コリドラス」という種類も3匹買った(これって、飛鳥さんのブログの題名になっているものなのかなあ・・)。店員さんが「水草も入れた方がいいですよ」という忠告もしてくれたので、よさそうなのを選んでもらった。

 家に戻って早速濾過装置を取り付け始めたのだが、これが案外難しかった。セッティングはさほど苦もなく済んで、勇んでスイッチを入れたところ、どういうわけか水がまったく循環しない。説明書がイマイチ分かりにくくて、どこが良くないのかまるで分からなかった・・。「こういうときはネットで!」と妻が調べたところ、どうも給水と排水のパイプがたるんでいると水が回らないようだということが分かった。説明書にも、この濾過装置と水槽にはかなりの高低差がいるようなことが書いてあるから、それが原因なんだろうとおぼろげながら推測できた。しかし、我が家ではこれ以上の高低差のある場所に水槽を置くことができないので、たるみをなくすために思い切ってパイプを短く切ってしまうことにした。「そんなことして大丈夫かな・・」と少しばかり心配になったが、妻が「絶対大丈夫!」と強気なので従うことにした・・。で、その結果は・・・。

 

 妻の考えが正しかった、かなりの水量で水が循環する。これならかなり強力そうだ。すぐにエアポンプもセットしたし、小石を敷いてから水草も入れたから、魚たちの住環境はかなり整ったはずだ。で、袋から水槽に移し替えた。おお!!なんて俊敏な動き!!
 モーリーたちの姿を写真に収めようと思っても、動きが速すぎてなかなかうまく行かなかった・・。

 


 はたして魚たちがいつまで元気に生きていてくれるだろうか。今まで鯉と金魚の飼育に失敗してきた私だけに自信はないが、エサだけは忘れずにやろうと決めている。
 (猫のチョボに食べられたら仕方ないが・・)


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