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梅エキス

 休み明けの1週間は暑かった。週の初めは、7月末の酷暑と比べれば大したことはないと高をくくっていたのだが、火曜・水曜と暑さがどんどん増していって、二階にある私の部屋は熱気が籠ってしまい、たまらずクーラーをかけて寝た。できるだけクーラーを使わずに眠りたいと思っている私でも、さすがにあの暑さではクーラーなしには眠れなかった・・。 
 ちなみに名古屋の最高気温を調べてみたら、
  16日(月)35.5℃
  17日(火)36.3℃
  18日(水)37.3℃
  19日(木)33.9℃
  20日(金)33.1℃
  21日(土)34.6℃
とても残暑などとは呼べない盛夏の気温だ。しかし、そのお陰でここ数日ずっとお腹が痛い。クーラーを点けて眠る習慣がない私ではお腹が冷えてしまったのだろう、夜明けに腹痛に襲われ、飛び起きてトイレまで走ったこともあるし、バスで生徒を送って行く途中で急にお腹が痛くなり、家まで戻ったこともある。夏休みの初めに買った正露丸糖衣もいつの間にか残りが少なくなってきた。いくら薬を飲んでもなかなか良くならならなかった・・。
 そんな私を見かねた妻が「梅エキスを毎日舐めたら」と、伯母の家から一瓶もらってきてくれた。


 これは伯母の自家製のものだが、昔はお腹が痛くなるとよく舐めたものだ。不思議なことにこれをほんの少量舐めるだけで腹痛が治まった。ちょっと調べてみたら「梅エキスに含まれているクエン酸には殺菌作用があり、体内で生じる乳酸を分解して身体の活力を改善し、しかも整腸作用があるので効果がある」のだそうだ。常備薬として一家に一瓶は持っておきたいものだが、これを作るには相当の手間暇がかかるそうで、おいそれとは作れないものなのだそうだ。 
 そんな貴重品であるから、毎日有難く思いながら舐めるようにしている。だが、その効果は抜群でいつの間にか腹痛は去り、バテ気味だった私の体も少しばかりシャキッとしたように思う。嘘のような話であるが、本当に有難い薬である。
 例年と比べれば長くて、一段と苦しい夏期講習期間であったように思うが、それでもあと10日ほどで終わる。ここまでよく頑張ってきたと自分を誉めてやりたいが、まだまだ気は抜けない。最後まで集中して頑張らねば!!

 そんな私が毎朝バスを発車させる前に楽しみにしているのが、ハイビスカスの花を見ること、次から次へと咲き、飽きることがない。水遣りは毎朝父がしてくれているため、私は開花を楽しむだけである。


 来年はもっと鉢を増やして豪華にたのしみたいものだ。
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