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チョコ(3)

 今年もらったバレンタインのチョコは3つ。


 今調べたら、このブログの記事にし始めた2007年からもらったチョコの数の推移は、11→10→4→6だったから、今年はがくんと減ってしまったことになる。まあ、毎年義理チョコの数を嬉しそうに書き立てる私も愚かだが、人気者だと自負していた私がこんなに人気がなくなったのか・・、としばし愕然としてしまったのも、己を知らぬ浅はかさの表れだろう・・。
 とは言え、せっかくもらったチョコ、ただ食べるだけでは申し訳ない。3つすべて手作りのようなので、中身を写真に撮って載せておく。

 


 しかし、今年はチョコの数よりも生まれて初めてキュ-ピッド役を果たしたことを記録しておくべきだろう。

 高1の女の子Tちゃんから、高3の男の子A君にチョコを渡してくれるように頼まれたのが土曜日。彼女の気持ちはよく知っていたので「いいよ」と快く引き受けた。今までは遠くから眺めるだけで満足していたTちゃんが少しばかり大胆な行動に出たのには驚いたが、大学入試もほぼ終わり、後は結果発表を待つだけの今ならA君に渡してもいいとの判断からのようだった。たぶん関東の大学に進学することになるA君だから、残された時間は少ないと切羽詰まった気持ちも働いたに違いない。
 バレンタインデーの月曜日、あいにくA君は塾に来なかったが、妹のBちゃんがやってきたので、「これA君に渡しといて。Tちゃんから」と、同い年でTちゃんのこともよく知っているBちゃんは「へええ・・」と驚いていたが、「了解!」と気持ちよく受け取ってくれたので、私としてはホッとした・・。だが、私の役目はここまで、これ以上は塾長が出る幕ではない、あとは野次馬・・。

 昨日塾にやって来たTちゃんにその後のことをたずねたら、なんとA君と何度かメールを交わしたのだそうだ。めちゃくちゃ嬉しそうに話してくれたTちゃんを見ていたら、こちらまでハイな気分になる程だった。どうも、私の役割をBちゃんが引き受けてくれたようで、A君のアドレスを教えてくれたのだそうだ。まあ、思いもよらぬ急展開に私のようなオヤジは驚くばかりだが、今の時代、これくらいのスピード感がなければ何も達成できないのかもしれない・・。

 「おれたちの時代はよぉ・・」などと昔話をしたところで煙たがられるだけなので、黙って見守ることにしよう。
 うまくいくといいね、Tちゃん!!
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