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海辺の旅館

 もうなんだか毎日が大変で、半ば訳が分からなくなってきたので、一旦小休止した方がいいだろう、と海の近くの温泉宿に一泊してきた。場所は、知多半島の先端・師崎にある「花乃丸」、去年の秋に泊まった「天の丸」と同じ系列の旅館だ。ここにも露天風呂付き客室があったので、その部屋を選んだ。大浴場というのも広々していいのだが、のんびり湯につかれるのはやはりこのタイプの部屋だ。それ以外の部屋には余り泊まる気がしない。贅沢かもしれないが、たまにはリッチな気分に浸りたい・・。
 この「花乃丸」という旅館、以前は違う名前で営業していた。その頃、と言ってももう20年近くも前のことだが、食事に立ち寄ったことがある。どういうわけかそこで近所の人と出会ったからよく覚えている。その時何を食べたかはまるで覚えていないが、娘が着ていたワンピースの色がきれいなスカイブルーだったことは覚えてる・・。
 温泉旅館の大きな楽しみが風呂であることは間違いないが、もう一つの大きな楽しみは言うまでもなく料理だ。どうせ酔っ払って碌に食べない私だから、どんな料理でも余り関係ないようにも思うが、たとえ少ししか食べないにしても、美味しいほうがいいに決まっている。その点、この旅館の料理は十分満足のいくものだった。 

 

 いくら写真を載せたところで、美味しさが伝わるわけではないが、新鮮な魚介類がふんだんに使ってあって、「海の幸」という言葉を実感できた。
 
 「塵労」がほんの少しだけ解消できたように思う。ちょっと幸せな気分になれた小旅行だった・・。
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