じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

フランスで学園紛争

2010-10-18 00:20:10 | Weblog
★ 年金改革をめぐり、フランスの高校で学校閉鎖やサボタージュなど学園紛争が起こっているという。

★ さすがにフランス革命を実行した直接行動の国だ。

★ それに比して日本は模倣の国。対岸で過激な動きがあれば、それに乗じて過激になる。1960年代後半の学園紛争も最初はフランス辺りが発端ではなかったか。

★ もちろん当時は背後に東西冷戦もあったし、ベトナム戦争もあった。学生の暮らしは今とは比べ物にならないほど貧しかったし、政治の季節になるのに十分な要素が揃っていた。

★ ヨーロッパでは経済危機から労働運動が活発化しているように思える。これに触発されて、学生たちが政治への参加を強めているのか。極右勢力の動きも気になるところだ。

★ 「革命」がブームとなれば、日本の若者たちもファッションのように真似るんだろうね。

★ ただ、若者たちが立ち上がるとして、「敵」は何だろうか。プロレタリアート、階級闘争などといっても今の高校生にはわかるまい。「マカロン」は知っていても、「マルクス」は知らない。

★ プチブル時代、「敵」は自分自身で自虐的になりそうな気がする。自分自身を「ソーカツ」、自己批判するか。

★ そもそも、「連帯を求めて・・・」という気分じゃなさそうだ。
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