じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ドラマ「誘拐」

2020-12-16 20:39:59 | Weblog
★ 今年1番の寒波とやらで、普通の風邪とインフルエンザと新型コロナが爆発的に増えそうだ。今日、京都は新規感染者数が90人超え。少し前に「GOTOトラベル」で嵐山などの観光地が賑わっていたが、その影響が出てきたようだ。

★ 「ガースー」内閣の対応は遅いし、総理自ら連日の会食など緊張感に欠ける。この内閣、長くはもちそうにない。二階翁、麻生翁の腹積もりは如何か。

★ 永田町界隈の権力争いはさておき、なかなか本を読めないので、ドラマ「誘拐」を観た。原作(双葉社)は、五十嵐貴久さん。日韓友好条約締結のため韓国大統領が来日。それに合わせたかのように、爆弾テロ未遂事件が発生。そして首相の孫娘が誘拐される。日韓関係を快く思わない「北」の仕業なのか。犯人は30億の身代金を要求する。営利誘拐が目的なのか。

★ 警視庁の大半の警察官は韓国大統領の警護に。少ない人数での捜査を余儀なくされる。三上博史さんと西島秀俊さんの対決が見せ場だ。結末で誘拐の真相が明かされる。どうもハッピーエンドとは思えないのだが・・・。

★ この間、「翳りゆく夏」「震える牛」「血の轍」も観終わった。

★ 「翳りゆく夏」は時任三郎さんと渡部篤郎さんの演技が目を引いた。最後は大どんでん返し。菅田将暉さんがちょい役で出ていた。

★ 「震える牛」は食品偽装がテーマ。刑事役の三上博史さんの熱演。大手スーパーの「番頭」役の小林薫さんが印象的だった。古田新太さん演じる精肉業者の社長の気味の悪い二面性も心に残った。

★ 「血の轍」は、ある事件をめぐる刑事部と公安部の主導権争いがテーマ。かつて仲の良い先輩後輩の刑事が、それぞれの部門を代表して戦う。公安部の先輩刑事を原田泰造さん、刑事部の後輩刑事を谷原章介さんが演じられていた。高嶋政伸さんは偏執的な怖い役柄だった。

★ WOWOWドラマはどの作品も音楽がいい。ストーリーだけなら陳腐でも、音楽の効果で盛り上がる。

★ さて、現在読書中の葉真中顕さんの「凍てつく太陽」(幻冬舎文庫)、中山七里さんの「ドクター・デスの遺産」(角川文庫)、森絵都さんの「カラフル」(文春文庫)、恩田陸さんの「夜のピクニック」(新潮文庫)、逢坂剛さん「百舌の叫ぶ夜」(集英社文庫)、柚月裕子さん「慈雨」(集英社文庫)そして桐野夏生さん「日没」(岩波書店)を読み進めねば。
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