じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「震える牛」「「血の轍」「翳りゆく夏」

2020-12-11 17:54:05 | Weblog
★ 新型コロナの感染爆発、医療機関の危機感とは裏腹に、政府の腰が重い。ここまで慎重だと菅首相と「Go To」の間に何か利権があるのではと邪推してしまう。(このままでは初詣が心配だ。1月15日頃、京都も感染爆発が起こるのではなかろうか)

★ さて、数冊の本を毎日少しづつ読み進めるように心がけているが、ドラマもこのやり方を始めた。今は「震える牛」「血の轍」「翳りゆく夏」を観ている。いずれもWOWOWの連続ドラマ。

★ 「震える牛」(2013年放映)は、相場英雄さん原作。食品偽装をテーマにしている。ビーフ100%を売り物としている精肉卸売業者。日本最大のスーパーとも取引をしていたが、原料偽装を内部告発する人物が現れる。ある殺人事件をきっかけに警察も再捜査を始める。物語は先に進むと政界との癒着に及びそうだ。

★ 「血の轍」(2014年放映)も相場英雄さん原作。公園で元刑事の首つり遺体が発見された。何か裏がありそうだ。真実を暴こうとする人々、そして真実を隠蔽しようとする人々。公安部と刑事部の覇権争いが面白そうだ。

★ 「翳りゆく夏」(2003年放映)。原作は赤井三尋さん。ある病院から乳児が誘拐される。犯人は乳児の親ではなく、乳児が入院していた病院に身代金を要求する。ここまでは黒澤明監督の「天国と地獄」のようだ。犯人は身代金を手に入れるがその後、娘を残して死んでしまったという。それから20年。その娘は大手新聞社に入社することになり、事件が蒸し返される。果たして真犯人はいるのか。

★ 「震える牛」「血の轍」は主に刑事の視点で描かれているが、「翳りゆく夏」は新聞記者が活躍する。その記者役、時任三郎さん、渡部篤郎さんというのが魅力的だ。

★ こうやって見てくるとWOWOWドラマはなかなかいいなぁ。
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