じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

三災七難

2021-08-12 21:28:29 | Weblog
★ コロナ・デルタ株の猛威が止まらない。その上、異常気象による水害が進行中だ。日蓮さんの「立正安国論」、その中で引用されている仏典の三災七難を思う。

★ 飢饉による物価高騰、戦乱や革命と言った紛争、そして伝染病の流行を三災というらしい。七難は更に細かく、疫病、他国からの侵略、国内の反乱、天体の異変、日食や月食、季節外れの風雨、干ばつを上げている。

★ 「立正安国論」では相次ぐ災難は人々が正法を誹謗し、邪法を信じることから起こるという。今の時代から見ると少々まゆつば物だけれど、自然の乱れが人々に不安を与え、それが結果として争乱に発展するというのは道理だ。

★ 当時は鎌倉時代で、政権を握っていたのは北条氏一族。元の襲来(元寇)に対処する幕府の様子は大河ドラマ「北条時宗」にも描かれていた。

★ 今の時代に時宗が出現すれば、現今政府の泥縄的危機管理をどう見るであろうか。

★ コロナの新規感染者数を見て大慌て、場当たり的対応に、しっかりとした理念がないから朝令暮改の繰り返し。「イソップ」のオオカミ少年のように、瀬戸際、正念場をくり返し、緊急も日常的になれば全く緊急ではない。はぐらかすばかりで、本音の見えない政権リーダーの言葉に、人々の心は動かず、最後は開き直って「自己責任」に丸投げだ。「ワクチン大明神」でも祀ればどうか。

★ なんか世の中めちゃくちゃになりつつあるように感じる。
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