じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

江國香織「放物線」

2025-02-14 19:37:35 | Weblog

★ 今日はバレンタインデーということで、塾生たちからちょこっとチョコレートをもらった。カカオが高騰しているので、チョコレート製品も高騰している。みんな、ありがとう。

★ さて今日は、江國香織さんの「ぬるい眠り」(新潮文庫)から「放物線」を読んだ。

★ 大学を卒業して5年。かんちゃんは保険会社に勤め、バイトを転々としていた光一朗はペットショップに就職したという。そして主人公の私は、物書きの仕事をしているようだ。

★ この3人、数か月か半年単位で会っている。それぞれに仕事を持ち、それなりに恋愛をしているようだが、3人が出会うと学生時代に戻って楽しい時間を過ごせる。

★ 3人の「規則」は、思い出話をしないこと。常に前へと進んでいくこと。

★ 家庭を持ち、子どもができたらこのままの関係が続くとは思えない。でも、こうした仲間が集まって、個々にいろいろと悩みはあっても、馬鹿笑いができるなら、幸せだなぁと思った。

★ ちなみに「放物線」は、かんちゃんの宴会芸だという。

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