じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

アダムズ方式

2023-08-04 23:16:04 | Weblog

★ 当選議席数を決める方法にドント方式というものがある。得票数を整数で割り、その数が大きいものから当選者数を決めるというもの。議席が埋まるまでそれを繰り返すというものだ。

★ 今日、高校生の「政治経済」の問題でアダムズ方式というものを知った。1票の格差を是正するために、都道府県ごとの議席数を決める際に活用される計算法らしい。

★ すでに2016年に法律が決まり、これに基づいて衆議院小選挙区の10増10減が行われたということを知った。

★ アダムズ方式の名前はアメリカ第6代大統領ジョン・クィンシー・アダムズに由来するとか。在任が1825年から29年というから、日本はまだ江戸時代だ。まだ黒船も来ていない時代だね。その時代の遺物が活用されるというのも興味深い。

★ 10増10減は自公連立にひびを入れ、その余波か大阪の公明vs維新にも発展した。次の総選挙は政治勢力を大きく変えるかも知れない。もしかすれば政権交代があるかも。

★ 今日はマイナ保険証をめぐり岸田総理の記者会見が行われた。「まずは総点検」というのは理にかなっているが、課題の先送り感が否めない。自民党内の軋轢も表面化したしね。

★ 「資格確認証」だっけ、これを発行するなら現行の保険証でいいじゃないかと思うのだが。不安を払拭するための記者会見だが、ここに至るまでの時間が、不安を助長する結果となった気がする。結局は自民党内のお家事情って感じがした。

★ 政治は刻々と動いている。

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内館牧子「小さな神たちの祭り」

2023-08-02 21:31:44 | Weblog

★ 政府はマイナンバーカードをめぐって右往左往。そもそもマイナンバーは財務省の思惑。マイナンバーカードはどういう意図だったかな。ともかく、普及を急ぐあまり、何でもかんでも無理に一本化しようっていうのがムリだったんだね。

★ もし秋に総選挙があるなら「マイナ解散」「マイナ選挙」って感じになるのかな。各党の考え方も聞いてみたいものだ。

★ さて、塾生が夏休みの感想文に内館牧子さんの「小さな神たちの祭り」を書くというので、便乗して読んでみた。ドラマを小説化したものらしい。

★ 東日本大震災。1人だけ東京の大学に通っていたために難を逃れた男性。家族全員が行方不明のままだ。

★ 数年の月日が流れ、大学を卒業、就職もしたが、喪失感は消えない。遂に帰郷を決意するのだが。

★ 2011年3月11日。リアルタイムで伝えられる津波の映像に釘付けになったものだ。私の人生の中では、1995年の阪神・淡路大震災、オウムのサリン事件、2011年の東日本大震災が最も大きなニュースだ。それに、9.11の同時多発テロだろうか。収束気味だが、新型コロナも大きな経験だった。義務教育学校の長期休校は、考えられない事態だった。

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逞しい若者たち

2023-08-01 18:34:51 | Weblog

★ ドラマ「vivant」第3回を観た。3回目にもなると少々冗長に感じたが、それでも楽しめた。

★ 月9ドラマに江口洋介さんが帰ってくるという。懐かしかったので「ひとつ屋根の下」を観始めた。1993年放送開始だから、もう30年が経過しているのか。当然ながらみんな若い。15歳設定の四男は山本耕史さんだったんだね。最高視聴率37.8%は今のご時世では考えられない。

★ さて、元塾生たち、中でも今大学生の諸君はこの夏、留学する者が多い。ここ数年はコロナ禍で思うように動けなかったから一気に動き出した感じだ。

★ 京都女子大に通う子は明日からカナダへ。関西外大に通う子は9月からニュージーランドに旅立つ。ふたりともワケあってひとり親家庭だが、2つ3つとアルバイトを掛け持ちし、貯めたお金でのチャレンジだ。逞しい限りだ。

★ 彼らが活躍する時代は遠くなかろう。彼らの前途に幸多かれと祈るばかりだ。

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