数多の犠牲あっての今の世。 2016-10-03 17:28:59 | 法話 今でこそアレルギー問題は多くの国民の知るところに。が40年前、知人にそばアレルギーの子がいて親から「くれぐれも」と言われておりながら先生が「気のせいや」と無理に食べさせ危なく一命を。C型肝炎等の注射打ち回しも同じ。無知程悲しいものはない。人間は失敗を繰り返しながら少しづつ利口に。
当時女房殿は21歳、うちに嫁いだばっかりに苦労の連続だった。 2016-10-03 12:17:15 | 法話 第一子解任の時女房殿に「婆様に報告を」と。その日から毎夜涙を。何度尋ねても「何でも」と。数年後第二子解任時その当時の涙の意味を問うと「婆ちゃんを責めんと約束するね」と。「あの時、体の不自由な子ならうちの子じゃない」と。一瞬で顔色を変えた私に「約束だよ」と笑顔で。何も言えなかった。
こんな会話が出来る親子って、いいよね。 2016-10-03 07:22:27 | 法話 余命僅かの父子の会話。「家父長制時代の長男として大事に大事に育てられりゃ自分本位にもなるわ。横にある物も人の手を使い、食べ物は満足後残り物を子供に。腹立てたら何日も家族を無視、親までも睨みつけて。自覚があっかい」「いや」「少しは反省して逝かんと親に合わせる顔がなかろ」「うん」と。