1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

親は常に自分を棚の上に置いて、あかん。時には下ろそう。(四国巡拝中、写真は高野山にて)

2016-10-21 16:50:46 | 法話
保護者会講演で「打たれ強い人間なんて誰も。人は皆打たれ弱い。悪口言われて気にせん人間なんて。特に子供は大人と違い免疫は皆無。全てとは言わんが褒めて育てた方が伸びるに決まっとる。『子供叱るな来た道じゃ。年寄り嫌うな行く道じゃ』は真理にて。忘れたかいな親は、未熟だった頃の自分を」と。

坊主に限らず、与えられた仕事は手を抜かず。(四国巡拝中)

2016-10-21 11:33:48 | 法話
「欲を捨てよという側から拾うて回る寺の坊主」はご存知一休さんの風刺。「室町時代からそうなのか」と。昨今世の中の親子関係、傷害事件等を見ておると坊主もその責任の一端が。人の最期、葬式の場面で必ず坊主は絡む。どんな親不孝者でも親の死は悲しい。ここが改心させる機会なのに。法話もせずに。

心の中に無い物は表の姿には出てこん。(四国巡拝中)

2016-10-21 06:02:45 | 法話
知人社長方曰く「初対面の方を判断する場合、子供を見て親を。親を見て子を。社員を見て会社を。玄関の靴並びを見てその家を。先方の家に呼ばれ商談する時、まず神棚と仏壇に目を向ける。ないというは論外。埃だらけ、榊や花は枯れたまま。感謝の心のない証拠。ここぞの時に裏切る、と判断し却下」と。