1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

何百年の昔からバトンタッチの様に繋いできたは、命だけに非ず。(四国巡拝中)

2016-10-18 17:32:58 | 法話
高野山各寺院の屋根はほとんどが檜皮葺(ひかわぶき)にて。50年以上持つとされるが20年で葺き替えとなる。伊勢神宮も20年毎に遍宮。正宮(内宮外宮)と共に 全ての社殿は建て替えとなり古木は神宮内の鳥居に、残り木は全国の神社に無料で。両方共後継者育成の為。伝統技術を繋いでいくは大変。

そろそろ「老いては子に従え」の時期かな。(四国巡拝中)

2016-10-18 13:37:44 | 法話
拘りも度が過ぎれば人の心を閉ざす事となりかねん。「見ざる(猿)言わざる(猿)聞かざる(猿)」の姿こそ人の心に安らぎを。近頃子供から「10年前に比べて父さん、頭のキレがなくなったな。以前は威圧感もあったが、最近はめっきり安らいだ顔に。耄碌するには少し早いよ」と。子の成長は嬉しいね。

平和ボケの代償が、自分中心主義を過度に。

2016-10-18 06:15:10 | 法話
自分が家を新築時には近所に迷惑を、が隣が建て始めたら文句三昧。最近中学校の応援合戦が中止に「うるさいから止めろ」と。「子供の声が、外で遊ばせるな」と保育園新設反対問題が。お寺でも「子供は暴れ回るから連れてくるな」と。「子供が法要に彩りを添えてくれるんじゃ」言うねん。あかん気がする。