1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

全ての縁は出会う時期に出会う様になっとる、と古の高僧達が。

2016-10-06 18:30:37 | 法話
20年程前高野山参拝の折、仏壇店に大日如来像が。目を奪われていると同行老婆が「私に奉納を」と申し入れを。あまりに高価にてお断りを。以後3年の間に十数ヵ寺からその仏像の購入依頼が。全て決まりかけた直前で破談。「縁は金剛寺だと思いますよ。親子の不思議縁の様に」と店主が。現在わが寺に。

信仰は眉間にシワ寄せてのぼせ上がるものじゃない。

2016-10-06 14:35:07 | 法話
女房殿に「65歳を目処に引退し説法行脚の余生もいいな。あと11年。その時実在した人物を神にした淡島大明神の様に金剛寺第3世妻として淳々大明神(名が淳子)の像を作り残そう。親の仇ごと木魚しばいて拝まんでも日々の仕事を淡々と笑顔で務めるだけで幸せになるよ」と。妻が「止めてよ」と激怒。

結婚に踏み切れない若者には仲持ち役は必要かな、いつの世も。

2016-10-06 06:58:15 | 法話
わが爺様は世話好きで生涯50組以上の仲人を務め1組も離婚を、が自慢だった。と言うより離婚するなんて言ってきた日にゃ、顔も性格も浜幸さん似の形相で。それに仲人の役目は3年間、迷惑が掛かると若夫婦も踏ん張ったんだろう。見合も恋愛も初めて会った時は知らん人。やっぱ仲立ち役は必要かもね。