大学を出て1度も就職せずの60を越えた2人の息子と夫の年金で暮らす90過ぎの母親がいた。この40年間母親は「この子達が可哀想」の一点張り。子供の言い分も「俺を認めてくれる会社がなかった」と。人間形成を司る根本的な問題は今も昔も変わりなし。こんな家族になりそうな予備軍、現代方々に。
父が癌で倒れ初めて借金が7千万ある事を。「一般の人でも家を建てたら3千万は。廃寺をここまでに。気にしなさんな」とは言ったものの内心は。結論として「考えまい、日々やれる事を」と。そんな中、一番の支えはやはり女房殿「何とかなるよ」と微動だに。肝が座っとる。「一生ついて行こう」と心に。
一反(たん)300坪、一町(ちょう)3000坪。例えば団地一区画は約80坪。何町もの荒れた土地を耕そうと思えばスコップじゃ。ショベルカー持ってきてなり振り構わず。これをやったのが信長公。当然敬遠された。が大きく変えようと思えば多少の荒療治は。いつの時代もこの決断に踏み切った者が。