1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

親を養える事が出来る様になって初めて一人前。

2016-10-07 16:48:42 | 法話
癌で余命なき父に毎月給料を。その度に「すまんな、働きもせんのに」と。「40面下げた3人の子の親がそういう立場の仕事とはいえ実際問題父親から給料を貰い生活を。情けなかったよ。やっと親の面倒を。これ程嬉しい事は」と。「俺は子供に恵まれた」父から言われたこの言葉は感無量、今でも脳裏に。

「一流大学から一流企業へ」と親から洗脳されて迷い子に。

2016-10-07 14:41:28 | 法話
就職相談に来た学生に「先日印象派ゴッホの絵を見に。生前1枚しか売れなかった絵が今単価数億円。人の価値観なんてその程度。興味ない人には『ひまわりが何だ。薔薇でも。被写体に何の意味が』と。確かに、要は技法」と。「なる程。被写体に固執し過ぎてた。自分を磨きさえすれば会社は何処でも」と。

京都の寺院改修は全て京都の宮大工さんが請け負いと。

2016-10-07 06:17:12 | 法話
清水の舞台(清水寺)から南側を見ると境内に日本一小さい重要文化財の三重塔がある。が当日青色シートで全体を隠し600年振りの大修理が。同伴の宮大工が「無駄だ」というを聞かず現場へ。シートの中へ入り「親方、中見せて」と大声で。当然怒鳴られたが結局許しを。人間、諦めた時点で全て終わり。