イエス・キリストはイエスの真の弟子たちに、盗人がどの見張り時に来るかを知っていたなら、目を覚ましていて、自分の家に押し入られるようなことを許さない、のと同じように霊的に目覚め、事物の体制の終わりが思わぬ時刻に来ても、「用意のできていることを示しなさい」と指示されました(マタイ24:43,44)。次いで、イエスは1914年以降、イエスの「忠実で思慮深い奴隷」を任命し、時宜にかなった霊的食物をご自分の真の追随者たちに与えて下さることを約束されました。その言葉がマタイの福音書に次のように記されています。
「「主人が、時に応じてその召使たちに食物を与えさせるため、彼らの上に任命した、忠実で思慮深い奴隷はいったいだれでしょうか。主人が到着して、そうしているところを見るならば、その奴隷は幸いです。あなた方に真実に言いますが、主人は彼を任命して自分のすべての持ち物をつかさどらせるでしょう」」(マタイ24:45~47)。
「主人」とは、言うまでもなくイエス・キリストのことです。ルカ12章42~48節にある並行記述では奴隷は「家令」と呼ばれています。「家令」は集合体としての弟子たちの「小さな群れ」、つまり油注がれた14万4,000人のクリスチャンたちを表しています(ルカ12:32.啓示7:4;14:1)。「召使たち」は、神の王国政府を構成する14万4,000人の人々から成るその同じグループのことを指していますが、この表現は個人としての彼らの働きを強調しています。忠実で思慮深い奴隷・家令に委ねられる「持ち物」とは、地上における、主人の王としての関心事のことですが、その中には神の王国の地上の臣民・「ほかの羊」の「大群衆」も含まれます(ヨハネ10:16.啓示7:9)。
神エホバはご自分の組織をイエスを通して地上に持ち、忠実で思慮深い奴隷を通して時宜にかなった「食物」、つまり霊的食物を地上に「小さな群れ」の残っているクリスチャン及び大群衆を構成するクリスチャンたちに供給します。それは使徒たちの時代と同じく統治体を構成し、各種大会、会衆の集会や各種教育を通して供給されます。加えて聖書と聖書に基づく書籍や雑誌や小冊子を通して供給され続けています。統治体は、事物の体制の終結の時まで、地上でのエホバの臣民に時宜にかなった霊的食物を供給する唯一地上の組織です。それはイエス・キリストが任命し、用いて下さっているのです。ですから、聖霊に導かれ時宜にかなった霊的食物が豊かに供給され続けるのです。
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除草する 農夫の顔の 汗光る 今日の一句
庭に咲いている「バラ」