愛媛県宇和島市からの良いたより♪

私のブログでは次の内容を紹介致します。
1.「神の王国の良いたより」、聖書教育
2.花々、風景写真
3.俳句、他

目立った言葉:総督ピラトは「彼らがあなたに不利な証言を多く行っているが、聞こえないのか」と言った

2014-09-06 18:15:57 | 神の言葉・聖書

 イエス・キリストを裏切ったユダ・イスカリオテは銀30枚を「神殿に投げ込んで引き下がり、去って行って首をつって死んだ」ことが記されています(マタイ27:3~5)。使徒たちの活動の記録によれば、首をつったユダ・イスカリオテは「まっさかさまに落ちて、その身は真ん中から音を立て裂け、その腸はみな注ぎだされたのである」と記され、惨めな死に方をしたことが明らかにされています(使徒1:18)。神エホバのご意志に逆らう者の完全な滅びを予示する死に方となっています。さて、ローマ総督ピラトの前に立ったイエスの優れた態度がマタイの福音書に次のように記されています。

 「さて、イエスは総督(ピラト)の前に立った。すると総督は彼(イエス)にこう質問した。「あなたはユダヤ人の王なのか」。イエスは、「あなた自身がそう言っています」とお答えになった。しかし、祭司長と年長者たちから訴えられている間、(イエス)は何の答えもされなかった。そこでピラトは言った、「彼らがあなたに不利な証言をいかに多く行っているか、あなたには聞こえないのか。それでも彼(総督ピラト)に答えず、一言もお答えにならなかった。そのため総督(ピラト)は大変不思議に思った」(マタイ27:11~14)。

 ローマ総督ピラトに関心があるのは、宗教指導者たちがイエスを冒とくの罪に定めた、自分は王キリストと称しているという罪状です。総督ピラト官邸内に入りイエスを呼び、イエスが総督ピラトの前に立った時、「あなたはユダヤ人の王なのか」と尋ねました。この質問は言い換えるなら、「あなたはカエサルに対抗して分が王であると名乗ることにより法を破ったのか」と、いうことを質問されたのです。

 この場面をヨハネも書き記しています。イエスは、自分のことを総督ピラトがどれほど聞いているかを知りたいと思い、「あなたがそう思うのは、あなた自身の考えからですか。それともほかの者がわたしについて告げたのですか」と、お尋ねになりました(ヨハネ18:34)。すると総督ピラトほかに何も知らないことを認め、事実を知りたいという気持ちを表しました。「わたしはユダヤ人ではないではないか。あんた自身の国民と祭司長たちが、あなたをわたしに引き渡したのだ。あなたは何をしたのか」と、総督ピラトは言いました(ヨハネ18:35)。

 イエスはこの問題、つまりご自分が王なのかという問題を決して避けようとはされず、毅然と答えられます。イエスは上の聖句に示す通りに、「あなた自身がそう言っています」と答えられます。この「あなた自身がそう言っています」という当時のユダヤ人の言い回しは、「あなたのおっしゃる通りにわたしは王です」と、いう是認の言葉を表しています。

 さらに上の聖句に示される通りに、祭司長と民の年長者たちは、総督ピラトにイエスに関する不利な証言を数多く行っています。そうした怒号の中で、総督ピラトは「彼らがあなたに不利な証言をいかに多くおこなっているか、あなたに聞こえないのか」と尋ねています。しかし、イエスはそのような偽りに答えようとはしません。イエスは、荒々しい偽りの非難に面しても穏やかな表情をされています。そのため、総督ピラトは驚嘆し、「大変不思議に思った」ことが記録されています。イエスの緊迫した場面でも堂々とした神の子としての態度に見倣いたいと思います。

           赤トンボ 傍に寄りくる 奉仕中 今日の一句

                    庭に咲いている「メドーセージ」

 

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ホテイ草の花とオクラの花

2014-09-06 13:18:29 | 四季折々の花々

 近くに農業用のため池があり、その池にホテイ草の花が咲きます。その池も最近は管理する人がいなくなり、荒れ気味です。というのもその池の水を用い、稲作をされていた方が亡くなられたそうで、稲作を継ぐ方がいなくなられたからだそうです。時代の変化を感じる昨今です。この農業用のため池には秋になると鴨たちが休んでいる姿も見かけます。

                   群れて咲く可愛い「ホテイ草」

                     裏の畑の「オクラの花」

 

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目立った言葉:イエスを裏切ったユダは「首をつって死んだ」

2014-09-06 08:47:09 | 神の言葉・聖書

 イエス・キリストの弟子ペテロは、イエスの予告の通りにおんどりが鳴く前に、一時的な人への恐れからイエスを知らない、と三度も否認したことが記されていました(マタイ26:69~75)。さて、イエスを裏切ったユダ・イスカリオテは、どのような最期を迎えるでしょうか。マタイの福音書に次のように書き記されています。

 「朝になってから、祭司長と民の年長者たちの全員は、イエスを死刑にしょうと協議した。そして彼を縛ってから、引いて行って、(ローマ)総督ピラトに引き渡した。

 その時、イエスを裏切ったユダは、彼(イエス)が罪に定められたのを見て悔恨の情を感じ、銀三十枚を祭司長と年長者たちに返して、「わたしは義の血を売り渡して罪を犯した」と言った。彼らは、「それがわたしたちにどうしたというのか。あなたが処置すべきことだ!」と言った。それで彼(ユダ)はその銀を神殿に投げ込んで引き下がり、さって行って首をつって死んだ。しかし祭司長たちはその銀を取り、「これ(銀三十枚)を聖なる宝物庫に入れることは許されない。これは血の代価だから」と言った。相談したのち、彼らは、見知らぬ人の埋葬のためにそれで陶器師の畑を買った。それゆえ、その畑は今日その日に至るまで、「血の畑」と呼ばれている。この時、預言者エレミヤを通して語られたことが成就した。こう言われていた。「そして彼らは、値を付けられた人、つまりイスラエルの子らのある者たちが値を定めた者の代価である銀三十枚を取り、エホバがわたしに命令されたところに従い、陶器師の畑のためにそれ(銀三十枚)を与えた」」(マタイ27:1~10)。

 イエスを裏切ったユダは事の成り行きを見守って守っていました。イエスが最高法廷のサンヘドリンによって「罪に定められた」のを見ると、「悔恨の情」を感じます。それで銀三十枚を返しに祭司長と年長者たちのところに行きます。「わたしは義の血を売り渡して罪を犯した」と、ユダは説明します。しかし、祭司長と年長者たちは、自分たちには関係がない、「あなたが処置すべきことだ!」と、冷淡な答えを返しました。それで、ユダは銀三十枚を「神殿に投げ込んで」そこを立ち去り「首をつって死んだ」ことが記されています。裏切り者ユダ・イスカリオテの最期は無残なものであることが明らかにされています。使徒たちの活動の記録によれば、ユダが首を吊った時「まっさかさまに落ちて、その身は真ん中から音をたてて張り裂け、その腸はみな注ぎだされたのである」と書き記されています(使徒1:18)。

 祭司長たちはその銀三十枚をどう扱ってよいのか戸惑います。最後に銀三十枚を「聖なる宝物庫に入れることは許されない」判断しました。なぜならその銀三十枚は「血の代価」だからです。それで彼らは「相談したのち」、「見知らぬ人の埋葬のために」銀三十枚で「陶器師の畑を買った」のです。こうして、その畑は「血の畑」と呼ばれるようになったのです。このことは預言者エレミヤを通して「語られたことが成就した」ことが記されています。このようにしてみ言葉の預言は必ず成就することを例証しています。

          一面の 実り豊かや 稲穂かな 今日の一句

                  庭の「オミナエシにシジミ蝶」

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