愛媛県宇和島市からの良いたより♪

私のブログでは次の内容を紹介致します。
1.「神の王国の良いたより」、聖書教育
2.花々、風景写真
3.俳句、他

伝道の書の紹介(その19): あなたの若い成年の日にあなたの偉大な創造者を覚えなさい

2016-08-22 23:51:58 | 神の言葉・聖書

 人間は、若さと強さのある時、また活力が十分にある時にそれらを思慮深く生かしたいと思うものです。私たちは活力が十分ある時に、ソロモンが霊感を受け、伝道の書を通して助言している言葉を心に銘記しておきたいものです。人生において何が最も重要な事かの結論伝道の書12章に記されています。伝道の書はこのように勧めています。「あなたの若い成年の日にあなたの偉大な創造者(エホバ神)を覚えよ。災いの日々がやってくる前に、「自分はそれ(人生)に何の喜びもない」という年が到来する前に」伝道の書12:1)。さらに、この事物の体制下では必ず生じる老化に伴う影響、つまり「災いの日々」を明らかにし、若い成年の日に偉大な創造者エホバ神を覚え、心の留めることによって、私たちを益するエホバ神の言葉が永続する平安と義の道を歩めるようになることを教えています(イザヤ48:17,18)。

 伝道の書12章の前半には、次のように記されています。

 「それで、あなたの若い成年の日にあなたの偉大な創造者を覚えよ災いの日々がやってくる前に、「自分はそれ(人生)に何の喜びもない」という年が到来する前に」。太陽と光と月と星が暗くなり、雲が帰って来て、その後に豪雨が降りだす前に。その日には、家(人体)を守る者たちは震え、活力のある男たちはかがみ、粉をひく女たちは自分のものが少なくなったので働くことをやめ、窓で見ている婦人たちは暗くなったことに気づいた。ちまたへの扉は閉ざされ、そのときには、ひき臼の音が低くなり、人は鳥の声に起き上がり、歌の娘たちすべても低い音に聞こえる。さらに、彼ら(老人)はただ高いものを怖がり、その道には恐ろしいものがある。そしてアーモンドの木は花を咲かせばったは身を引きずって歩き、ふうちょうぼくの実ははじける。それは、人が自分の永続する家(墓場)へと歩いており、泣き叫ぶ者たちがちまたを歩き回ったからである。銀の綱が取り除かれ、黄金の鉢が砕かれ、泉の傍らのかめが壊され、水溜めの水車が砕かれてしまう前に。その時、塵はそうであったように地に帰り、霊(命)もこれをお与えなったまことの神(エホバ)のもとに帰る」(伝道の書12:1~7)。

 伝道の書12章の前半は、上記に示しました通り、私たちが、「若い成年の日に」なぜ「偉大な創造者エホバ神を覚えなければならないか」の理由を示しています。偉大な創造者エホバ神について学ばないなら、老化に伴って「自分は人生に何の喜びもない」という年、つまり「災いの日々が来る」ことを教えています。

 伝道の書12章の前半は老化の影響の種々の困難を挙げて説明しています。「家(人体)を守る者たち」とは、腕と手です。腕と手は体を守り、体の必要とするものを供給しますが、老化に伴って腕や手は弱り、神経が侵され、手が震える場合も少なくありません「活力のある男たち」とは、脚のことです。老化すると脚力は弱くなり、体を支えることが不自由になり、すり足になってしまいます。「粉をひく女たち」とは、歯のことです。年を取ると歯が抜けたりしてわずかしか残らない場合があります。昔は入れ歯がなかったので、固い食べ物をかみ砕くことは難しかったのです。「窓で見ている婦人たち」とは、目および物を見るための機能は、老化に伴って衰えることを示しています。

 「ちまたへの扉は閉ざされ、」とは、唇はもはや十分に開かないことを意味し、神エホバに仕えていない高齢者は、自分の体の中にあるものを十分に人々に送り出せなくなる状態を説明しています。福音宣明者は高齢になっても、最善を尽くし神の王国の良いたよりを宣明し、エホバを賛美しています(ヨブ41:14.詩編113:1.マタイ24:14)。「ひき臼の音が低くなる」のは、歯の抜けた状態で食べ物を噛むからです。老人は熟睡もできなくなる場合があります。早朝の小鳥のさえずりで目が覚めてしまうこともあります。歌も弱弱しくなり、その「歌の娘たち」つまり旋律も「低い音に聞こえ」ます。しかし、高齢のエホバの証人のクリスチャンたちは、若者と共に賛美の歌に和して歌うことができます。さらに高齢になると「高いところが怖く」なり、歩くことも困難になります。

 「アーモンドの木は花を咲かせる」とは、髪の白髪が増え、ついには真っ白になり、白髪はアーモンドの白い花のように抜け落ちることを説明しています。老人は「ばった」に例えられています。年老いて腰が曲がり、手を腰に当て、ひじが後ろに突き出た姿がばったににている状態を指しています。

 「ふうちょうぼくの実がはじける」とは、どんな意味でしょうか。ふうちょうぼくは、美味しい食べ物ですが、高齢化すると食欲が減退します。老化し食欲が減退すると、ふちょうぼくの実をもってしても、かっての食欲を呼び戻すことは出来ないことを暗示しています。こうした老化に伴う種々の影響は「永続する家」、つまり墓に近づいていることを、教え、意味しています。

 「銀の綱」は脊髄を、「黄金の鉢」は貴重な脳を、「泉の傍らのかめ」は心臓を、「水溜の水車が砕かれる」とは、命を支える血液の循環の停止を、それぞれ、説明しています。ここに挙げたどれかの人体の機能が停止すると人は死に至ります。こうした貴重な脳や血液の循環機能が停止する前の、活力ある成年の日に偉大な創造者エホバ神について学び、その教えを適用するように諭されています。そうしないなら、高齢になって、身体が不自由になった時、「人生に何の楽しみもない」と言って、保証された希望のない「災いの日々」となることを教えています。若い成年の日に偉大な創造者エホバ神について覚えられた方々は幸いです。

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        西日照り 東は豪雨 異変なり 今日の一句

                       庭に咲いている「ムクゲ」

 

 

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8月の俳句(その4)

2016-08-22 03:35:44 | 趣味の俳句

 こちらは残暑が厳しく、雨が降らないため、

 柑橘や柿の栽培に影響が出ています。

 一雨欲しいところですが、夕立もありません。

 一方、この時期に東北から北海道に台風が行き、

 大雨をもたらしているようですが、異常気象を感じます。

 今日は8月16日~20日までに詠んだ俳句を紹介致します。

        美しや 10連発の 花火かな

        8月の 棚田朝霧 夢心地

        里山の 雲海の滝 美しや

        天見上げ 夕立もなく 老農夫

        北国に 豪雨ニュース 夏異変

            爽やかな サギ草の花 並び咲く

            悲しみの 涙乾かぬ 終戦日

            悲しみの 71年 終戦日

            朝霧に 差し込む光 魅了せリ

            微笑まし 田園風景 案山子かな

        爽やかや 並び咲きたる 百合の花 

        道辺にて 爽やかなりや トケイソウ

                     道端に咲いている「トケイソウ」

                 道の駅に切り花で出荷されている「向日葵」

                   庭に咲いている爽やかな「デュランタ」

               道の駅に切り花で出荷されている「花トラノオ」

 

 

 

 

 

 

            

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青のトレニアとサルスベリの花

2016-08-22 03:08:57 | 四季折々の花々

 トレニアの花は比較的長い期間、次々と咲いて来ます。

 小さな花弁ですが、可愛い花です。

 庭植えや鉢植えで楽しまれる方が多いようです。

 花期は6月~9月です。

 花言葉は「華奢」と紹介されています。

 今日は青のトレニアとサルスベリの花を紹介致します。

                    庭に咲いている「トレニアの花」

                   庭に咲いている「サルスベリの花」

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伝道の書の紹介(その18): 若い時に心からいら立ちを除き健全な生き方をせよ

2016-08-22 00:52:44 | 神の言葉・聖書

 皆様方もご承知の通り、人間は若い時(幼い時含む)から良い導きを与えれば、他の人に役立つ有用な人に育ちます。特に、私たち人間を男性も女性もくすしく「神の像(かたち)」に創造された愛情深いお父さんエホバ神は、親に対し、自分の子に、毎日欠かさずエホバ神を愛しその教えを教え込むように命じておられます(詩編139:14.創世記1:27.申命記6:4~9)。残念なことですが、現在の社会は、経験のない子供に「好きなようにさせればよい」と言って、健全な導きを与えず「したい放題」にし、育つ子供も多くなっているようです。聖書の箴言の書はしたい放題にされて置かれる少年はその母に恥をかかせる」と警告しています(箴言29:15)。今日紹介する伝道の書11章では、①パンを水の表に送り出す、つまり善行は無駄に思えても必ず行うこと、③原因と結果の事実をしること、③怠け者は収穫ができないこと、④人間はまことの神エホバの業を知らないこと、⑤日々勤勉に働くこと、⑥人はすべての年を歓ぶこと、⑦若者は若い時を歓ぶこと、また若者は心からいら立ちを取り除き健全な生き方をしなければならないこと、等々を学ぶことができます。

 伝道の書11章には次のように記されています。

 「あなたのパンを水の表に送り出せ。多くの日を経て、あなたは再びそれを見いだすからである。分け分を七人に、いや八人に与えよ。あなたはどんな災いが地上で起こるかを知らないからである。

 雲が水で満ちるなら、豪雨を地に注ぎ出す。また木が南に、あるいは北に倒れるなら、木はそれが倒れるその場所にあることになる。

 風を見守っている者は種をまかない。雲を見つめている者は刈り取らない。

 あなたは、妊娠している女の腹の中で骨の中の霊の道どのようになっているかを知っていない。それと同じように、あなたはすべてのことを行なわれるまことの神(エホバ)の業を知らないのである。

 朝に種をまき、夕方になるまで手を休めるな。あなたは、これがどこで成功するか、ここでかそこでか、あるいはその両方とも共によくなるか知らないからである。

 光もまた快い。太陽(から出る光)を見るのは目にとって良いことである。人が長年生きるとしても、そのすべての年を歓べ。そして、それが多くなるとしても、闇の日々を覚えておくように。来た日はどれもむなしいのである。

 若者よ、あなたの若い時を歓べ若い成年の日にあなたの心があなたに良いことをするようにそしてあなたの心の道に、あなたの目の見る物事のうちに歩め。しかし、それらすべてのことに関して、まことの神(エホバ)があなたを裁かれることを知れ。それゆえ、あなたの心からいら立ちを除き、あなたの体から災いを払いのけよ。(そうしないなら)若さも人生の盛りもむなしいものだからである」(伝道の書11章1~10)。

 「パンを水の表に送り出す」、つまり当面無駄に思えるとしても善を行なうことや、「朝に種をまき、夕方になるまで手を休めるな」と教えている言葉をどのように適用出来るでしょうか。例えば、イエス・キリストは神の王国の良いたよりを都市から都市、村から村を旅し、証しされました(マタイ4:23.ルカ4:43;8:1)。エホバの証人のクリスチャンたちは、イエスの教えられた通りその神の王国の良いたより人々に証しします(イザヤ43:10.マタイ24:14;28:19.20)。家の人々の反応が冷たく、退けられたとしても、愛を動機として辛抱強く温和な霊で、真理を証しします。そのようにして、当面はお家の人に喜ばれないとしても、イエスの手本に見倣い神の王国の良いたよりの真理を証しする善を行ない続けます(ペテロ第一2:21)。種をまけば、必ず芽を出し、実り、収穫できるように、労苦が無駄にならないことを知っているので、手を休めることなく、エホバ神のご意志を行ない続けます。神の王国と神の義をいつも第一に求め、エホバのご意志を守り行う人たちは豊かな報いを享受することになります(マタイ6:33;7:21.ペテロ第二3:10~13.啓示21:3,4)。

 伝道の書の11章は、若い時に心からいら立ちを除き健全な生き方をするように勧めています。そのようにしない人生はむなしいことを教えています。続く伝道の書12章で、そのように勧めている理由が明らかにされ、人生の目的、導きが明らかにされています。そのことは次回にお伝え致します。

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         法師蝉 今日も雨なく 過ぎにけり 今日の一句

                     ご近所の庭の「テッポウユリ」

 

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