皆様方は、苦難や試練や迫害に直面した場合に、神エホバを避難所としていらっしゃる方々は幸いです。ダビデ王は詩編7編1節で、「わたしの神エホバよ、あなたのもとにわたしは避難しました」と、エホバ神こそ苦難の時の避難所であることを明らかにしています。
詩編7編の前半を以下に紹介いたしますので、ダビデ王のエホバ神への全き信仰に堅く立つ、言葉を熟読願い、ダビデ王の全き信仰に見倣って下されば嬉しく存じます。
ベニヤミン人クシュの言葉に関して
ダビデがエホバに歌った哀歌。
「わたしの神エホバよ、あなたのもとに
わたしは避難しました。
わたしを迫害するすべての者からわたしを救い、
わたしを救い出してください。
救い出してくれる者がいないときに、
だれかがライオンのようにわたしの魂(体)を引き裂き、
わたしを奪い去ることのないためです。
わたしの神エホバよ、もしわたしがこのことをしたのなら、
もしわたしの手に不正があるなら、
もしわたしが自分に報いてくれる者に悪を返したのなら、
またもし、わたしに無益にも敵対する者から
わたしが奪い取ることをしたのなら、
敵にわたしの魂(命)を追わせ、
追いつかせ、わたしの命を地に踏みにじらせ、
わたしの栄光を塵に住まわせてください。
エホバよ、怒りのうちに立ち上がってください。
わたしに敵意を示す者たちの憤怒の激発に対して
身を起こしてください。
わたしのために目を覚ましてください。
あなた(エホバ神)は裁きのために命令を出されたかたです。
そして、国たみの集まりにあなたを取り囲ませ、
あなたは高い所に帰って、それに向かってください」(詩編7:1~7)
上記の聖句の通り、ダビデ王はエホバ神を「わたしの神エホバ」と呼び、「あなたのもとに避難しました」と記しています。ダビデ王がエホバ神を避難所としたのは、「迫害するすべての者からわたしを救い、わたしを救い出してください」と懇願しているように、救いと保護を必ずしてくださることの確信があったからです(詩編7:1)。私たちもダビデ王の全き信仰に見倣いたいものです。さらにダビデ王は、不正や悪を返したり、敵対する者から奪い取ることをしたのなら、敵に命を追わせ、その命を地に踏みにじらせ、自分の栄光を「塵に住まわせてください」、つまり死に至らせてください、と率直に言い表し、ダビデ王がそのような者ではないことを表明しています(詩編7:3~5)。ダビデ王は不義を行なっていないことを明らかにし、それゆえ、エホバ神を避難所としていることを明言しています。汚点も傷もない生き方で、エホバ神のご意志を行なう方々は幸いです(ペテロ第二3:14)。
異変なり 東北の地に 台風禍 今日の一句
庭に咲いている「ムクゲ」